今年でドメーヌ開業10年を迎える、ボジョレーのカリーム・ヴィオネ。
弊社とはファーストリリースのボジョレー・ヌーヴォー2006以来のお付き合いとなります。
そんな節目を迎えたカリームから今回2種類リリースです♪
「ボジョレー・ヴィラージュ(写真左)」は今回から「ミシェル・トルメー氏」のデザインに一新!また名前も以前の「キュヴェ・ヴァレリー」から本人のイニシャルをとり、「K・V(カー・ヴェー)」に変更されています。
カリームのフレンドリーな人柄、ブドウをほうばった時のようなピュアで果実味溢れるワイン、そして本人をモデルにした好インパクトなラベルデザイン。「人・ワイン・ラベル」のイメージが見事に一体となった、心をくすぐるリニューアルです♪
また「デュ・ブール・ダン・レ・ピナール(写真右)」は、ヴァンナチュールの開祖である故ジュール・ショヴェが所有していた区画「シャペル」のブドウで造られたワインで、2012年に0.7ha購入して以来、今回が初リリースとなります☆この区画はシェナとムーラン・ナ・ヴァンの境にあり、花崗岩由来のエレガンスと、泥土状砂地由来の力強さを兼ね備えています♪ちなみにこのジュール・ショヴェの区画はカリームのほか5人のヴァンナチュール生産者が現在所有しているようです。
ラベルデザインのカリームの肩に描かれたK・V(カリーム・ヴィオネ)のロゴ。
「K・V」を囲う赤丸は日本の国旗を意味し、カリームの最初のクライアントである日本に対する敬意と感謝の思いが込められています。
ひとたび口にすれば、思わず笑みがこぼれるようなカリームのワインは、
お届けする私たちも元気になり、うれしくなります♪
これからも心を共に歩んでいきます。応援よろしくお願いいたします!
■ナチュラルワイン P105■
ヴェイユー
シュヴェルニー・ルージュ 2014
シュヴェルニー・ブラン 2014
ジャン・フォワヤール
ボージョレ・アリザリーヌ 2015
■ティスティングレヴュー 番外編 P113、114■
マイ・エ・ケンジ・ホジソン ラ・グランド・ピエス2014
ご紹介者:オネストテロワール 吉田博人様
ル・ブリゾー パタポン・ルージュ2014
ル・ブリゾー レ・モルティエ2008
ご紹介者:亀屋商店 猪俣光司様
いよいよ収穫!
醸しワインのJalopyに使用される祝地区のデラウェア写真です♪
今年のブドウの特徴は何と言っても生育の早さ。
松岡氏も生育が早いのは感じていたようですが、
実際に果汁分析をしてみてビックリ。
「酸が落ちる前に急いで収穫しなければ!」となった様です。
さらに驚きなのがロ ゼ泡のおやすみなさいに使用される休息地区の巨峰。
なんと8/9の時点で昨年の9/3の収穫時の糖度に達していたため、
こちらも昨年より2週間以上前倒しして収穫しています。
今年のドメーヌ・ポンコツも高品質なブドウを収穫できました。
台風の直撃もなく、雨が少なかったことが幸いして、
デラウェアはとてもキレイで糖度もあり、収量もとれています。
花振るいの影響で巨峰の収量は少な目だったようですが、ブドウは良好です。
松岡氏が昨年の経験を活かしてどんなワインに仕上げてくるのか、
ぜひ期待と想像を膨らませながらお待ちください!
ロワールのモス家では2人の息子に世代交代が始まっています。
※写真左が兄ジョゼフ、右が弟のシルヴェストル
ジョゼフはチリや南仏で、シルヴェストルはブルゴーニュのシャソルネイやパリのシャトー・ブリアンでそれぞれ修行を積み、その後父親の元でその腕を磨き、今やモス家の頼れる跡継ぎとして成長しました。現在は息子2人が畑と醸造を管理し、父ルネはと言うと、もっぱらワインの味わいのチェックと、ドメーヌ訪問に来たお客さんへの対応がメインとなっています。
そんなジョゼフとシルヴェストルは父ルネのワインのスタイルを踏襲し、健全な土からきれいな完熟ブドウを目指し、シンプルかつストレートに「美味しいブドウの味がする」ワインを造っています♪しかし彼らがメインで作り出した2014年以降のワインを飲んでみると、ルネの時代に比べ、より飲み心地はスムーズで繊細な味わいに仕上がっており、そこに彼ら2人の若い感性が生み出すセンスが凝縮されていると実感します。
今回リリースされる、マジック・オブ・ジュジュ2015、ムサムセット(2014&2015)、ボワ・ルージュ2014から、ジョゼフとシルヴェストルが造る、ドメーヌ・モスの新たな世界観を感じていただけたらと思います♪
(アンジュ・ルージュ2013はルネ作です)
ヴァンナチュールのヴィニョロン精神と志、モス家の魂は変わらずとも、世代交代によりワインの表現は今後も変化を遂げていくことでしょう。
ジョゼフ&シルヴェストルが造る、新たなドメーヌ・モスにぜひご注目ください!
先日の海の日の連休で洗馬のカサかけが終了しました。
カサかけ枚数は昨年より微減ですが、現状目立った遅霜や雹の被害もなく、
よほどのことがなければほぼ例年並みの本数は造れそうです。
今後の洗馬の作業は盆明けの夏季剪定、防除、草刈りを残すのみ。
しかしブドウが健全に熟すかどうかは、そこから10月末までの天候次第。
今のところ病気もほぼ見られず、このまま順調に推移してもらいたいものです。
8月下旬からはついに山梨のデラウェアの収穫がスタートします。
いよいよ今年も収穫、仕込みシーズンが迫ってきました!