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  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2020.02.15
  • 《ロワール》モスの畑はアンジュ・ブラン? アンジュ・ルージュ?
  • 写真はレ・ボンヌ・ブランシュの対岸に位置するアンジュ・ノワール (Anjou Noir)と呼ばれる、黒いシストが剥き出しの岩山です。

     

    アンジュ地方のテロワールには「アンジュ・ノワール」 と「アンジュ・ブラン」の 2 種類 があり、ノルマンディーに水源のあるサルト川(アンジェ北部でロワール川と合流し、その数キロ先でマイエンヌ川と合流しメーヌ川となり、再びロワール川本流に注ぐ)に沿って(左)にアンジュ・ノワール、(右)にアンジュ・ブランの土壌は位置し、またアンジェ市街南部も同様にレイヨン川に沿って、おおまかに左右に分かれています。

     

    アンジュ・ノワールは、母岩が大西洋側アルモリカ山塊のシスト土壌、その中でも火成岩のシストが長い年月をかけ熱と圧力により変成作用を受けた黒色片岩(黒シスト)で構成されているため、 出来上がるワインは骨格のある力強いミネラルが特徴となります。

    一方、アンジュ・ブランはソーミュールなどで、パリ盆地最西端の石灰質土壌で構成され、ミネラルの質もアンジュ・ノワー ルに比べると繊細な特徴となります。

     

     

    モスの畑は全て アンジュ・ノワールに属し、あとは表層の土壌の性質によ って、いくつかのキュヴェに分かれて造られています

     

    ◎レ・ボンヌ・ブランシュ

    表層の粘土が浅く、ブドウの根が直ぐに母 岩届くため、出来上がるワインはシストの影響をダイレクトに受けやすい。ワインの特徴としては、粘土がふくよかな果実味、母岩が筋肉質な骨格を与える。暑いミレジムでも、骨格のあるミネラルのおかげで、アルコールの重たさを感じさせない。 

     

    ◎サヴニエール・アレナ

    上記産地から北に10キロ、ロワール川の岸から150mほど、一番標高の高い場所に位置し、父ルネが異なるテロワールを求めて2002年に植樹。他の畑とは表層が大きく異なり、風化してできた砂の風成砂丘土壌で水はけが良い。また表層は1mもない。特徴としてはミネラリーで、砂地がエレガントな果実味、母岩が筋肉質な骨格を与える。

     

    ◎ル・ルシュフェール&マリー・べナール

    レ・ボンヌ・ブランシュよりも少し高い丘に面した場所にあり、表層は鉄分を多く含んだ粘土質が分厚く、石英(クオーツ)が混じる。ワインの特徴は、粘土がふくよかさ果実味とボリューム、石英がアロマティックな香りや繊細なミネラルを与える。マリー・べナールは樹齢が高く根が深いため、さらにそこに母岩のシストから来る筋肉質な骨格が加わる。

     

     

    それぞれ柑橘や白い花のニュアンス、丸みのあるテクスチャと鉱物的なストラクチャが特徴となり、近しい構成となっていますが、エキスの集中力と活力にはっきり違いが表れており、とても興味深いです。

    ぜひ今回リリースの2018年で味わいの違いを感じてください♪

    なお樹齢77年のマリー・ベナールは今回2015年がリリースとなります!

     

    その他今回モス初となるマセラシオンの「オーフェルマルス」、グロローノワール50%、グロローグリ30%、ガメイ20%の今までないタイプの軽快な赤ワイン「ル・グロ」が初リリースです☆

    ロゼ泡のムサムセット、シュナン、カベルネの新ヴィンテージもお見逃しなく~!

     

     

    アニエス&ルネのエスプリ、そして2人が築いた揺るぎないアンジュのテロワールワイン。

    それをベースにジョゼフ&シルヴェストルの新たなチャレンジによってモスのワインは変化を遂げています!

    新たに植樹したサヴァニャンやネゴスのチャレンジはワインの見識と可能性を広げ、また2021年完成予定の新カーヴでは、ドメーヌワインの質を更に高めるため長期熟成にシフトするなどの構想があるようです。

    彼らの新たな感性が更に凝縮された、モスの未来が楽しみでなりません!

     

    ジョゼフ&シルヴェストルによる「新生ドメーヌ・モス」に今後もぜひご注目ください~!

  • 今月の1枚(日本)
  • 2020.02.14
  • Domaine Ponkotsu(ドメーヌ・ポンコツ) N・G ノンガス2019リリース!
  • ドメーヌ・ポンコツが、今年も3月上旬にリリースされます!

     

    今回リリースのトピックスは、初リリースとなるN・Gノンガス2019!
    本来巨峰主体のスパークリングの「おやすみなさい」となる予定でしたが、発酵が止まってしまい、ロゼワインとしてのリリースとなりました。

     

    「泡なし=N・Gノンガス」という、ストレートで、少し自虐的なネーミングがなんとも松岡氏らしいです(笑)

    ちなみにラベルの猫は松岡氏の愛猫のような、でも少し違うような、「そもそもなぜ猫なのか?」はデザイナーの方のみぞ知るとのことです。

     

    ワインは予定外の結果となりましたが、味わいは上々の仕上がりで、巨峰 のジューシーでふんわり甘い果汁感にヴィニフェラ系 品種が複雑で奥行きを与 えています。

     

    ◎2/10時点、瓶内発酵無し
    ◎残糖3~4g/L

    仮に再発酵した場合 2~3気圧の軽いペティアン程度のガス圧 になります。安全のため要冷蔵扱いでお 願いします

     

     

    N・Gノンガスはあくまでイレギュラーで、「おやすみなさい」としてのリリースを念頭に醸造しているため、今回が最初で最後になる可能性が高いです。(そう願いたい気持ちもあります)

     

    とはいえ、N・Gノンガスの個性もとっても魅力的~♪

    是非ご賞味下さいませ!

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