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  • 今月の1枚(日本)
  • 2019.06.24
  • Domaine Ponkotsu(ドメーヌ・ポンコツ)甲州のカサかけ
  • 写真は6月10日のカサかけの様子です。
    当日は梅雨入り後、雨の中での作業となりました。

     

    今年の入梅は昨年とほぼ変わらずですが、梅雨明けは昨年より3週間遅い7/21頃の予想となっています。

    (昨年が6/29と異例の早さで、今年は例年並みです)

     

    ここまでの天候は例年よりやや涼しい日が多く、雨量はさほど多くないそうですが、
    それがべト病発生の好条件となり、わずかですがこの日の作業で葉から実への転移が見受けられました。

    その後も梅雨らしい日が続く中、雨による病気の拡大を抑えるカサかけは、ブドウが健全に生育していく過程において欠かせない作業となっています。

     

    また年々雨の降り方が不規則になり、防除のタイミングも難しくなっているようです。
    加えて既に3度も雹が降ったようです。
    大きな被害は出ていませんが、今後も荒天の懸念がある中、何とか被害最小限で夏季を切り抜けていただけたらと願っています。

     

    なお畑は勝沼町下岩崎大泉に位置する古民家の敷地内30aの甲州で、今年からドメーヌ・ポンコツが管理を行っています。収穫は9月上旬でブドウは「まどぎわ」にブレンドされる予定です。

  • メディア
  • 2019.06.19

■オレンジワイン p53.75.80

 

ジャロピー2018/ドメーヌ・ポンコツ

ご紹介者様:Quindi 塩原様

 

サン・ロマン コンブ・バザン2016/ドメーヌ・ド・シャソルネイ

ご紹介者様:松坂牛 よし田 浅見様

 

  • メディア
  • 2019.06.18

■世界各地の白ワインテイスティング P16.19.24■

 

BOW!白2018 /ドメーヌ オヤマダ

 

ル・グラン・カレ2016/マス・ダガリ

シャルドネ2017/ピエール=オリヴィエ・ボノーム

ご紹介者様:亀屋商店様

 

■2017 ブルゴーニュ P46~48■

シャソルネイ&コサール2017 VT

■日本ワイン P92~94■

ドメーヌ・オヤマダ

ドメーヌ・ポンコツ

 

■ナチュラルワイン P98■

パタポン2017/ル・ブリゾー

コトー・デュ・ロワール・パタポン2011/ル・ブリゾー

ご紹介者様:助次郎酒店様

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2019.05.16
  • 《オーヴェルニュ》 「ルナール・デ・コート」が2年半ぶりのリリース!
  • 写真はルナール・デ・コートのガメイ・ド・オーヴェルニュの畑です。
    中央に見える黒い建物は火山から切り出された2つの塔を持つ「ノートルダム・ド・ラソンプシオン大聖堂」で、この畑からクレルモン・フェラン市街を一望することができます。畑はご覧のように宅地に囲まれており、ブドウ畑としてはコンパクトでですが、このような畑がクレルモン・フェラン市内3箇所に点在しており、それらを合わせてクラポー・ノワールは造られています。

     

    クレルモン・フェランはフランス中央に位置するオーヴェルニュ地方最大の街であり、またミシュランの本拠地としても知られています。ここ一帯のブドウ畑は当時ミシュランで働く移民により開墾され、彼らにより植樹されたガメイ・ド・オーヴェルニュは、今では樹齢100年を超す貴重なブドウとなっています。しかし残念なことに中⼼街を⾒下ろすこの⼩⾼い丘のエリアは、ここ近年ブドウ畑を高級住宅地に変える計画が粛々と進んでいるようで、ティエリが言うには写真の畑も宅地計画があり、将来消滅の危機にあるそうです。

     

    さて今回ルナール・デ・コートのワインが実に3ヴィンテージぶりにリリースとなります。
    前回リリースの2013ヴィンテージは白のみで、オーヴェルニュのブドウがミルデューによりほぼ全滅してしまったため、南仏のヴェルメンティーノを買い、初めて南仏ブドウでワインを造りました。ワインはオーヴェルニュのシャルドネに通じる濃密なエキスとシャープネスが感じられ、その出来栄えから今後のネゴスの展開に大いに期待していました。

     

    しかし2014年はショウジョウバエ「スズキ」の大量発生、2015年は雹の被害と乾燥と、非常に厳しい収量だったにもかかわらず、「潰れては元も子もないが、苦しくてもドメーヌだけでワインを造る」というポリシーから、ティエリはきっぱり南仏のネゴスを止めてしまいました。恐らく彼の性格的に今後の再開はないかと思います。

     

    今回赤ワインが2種類リリースです。

    ◎ルナール・デ・コート2016
    なんと11年ぶりのリリース!
    クレルモン・フェラン以外のブドウをブレンドして造られ、「ダンス・アヴェック・ル・ムー」のブドウがメインとなっています。ワインは1樽にも満たなかったため、醗酵・熟成は樽で行い、醗酵終了後は酸化を防ぐためステンレスタンクに移し熟成させています。みずみずしく赤い果実のエキス満載

     

    ◎クラポー・ノワール2016
    クレルモン・フェランの全てのガメイ・ド・オーヴェルニュをブレンド。生産量は2樽のみ。

    ブドウの完熟を待った結果アルコールは14.5%。深煎りコーヒー豆のコクと黒系果実の凝縮感、石灰質土壌に由来するストラクチャーがあります。熟成させて真価を感じたいワイン

     

    クラポー・ノワールのあるクレルモン・フェランは標高350mの盆地にあり、

    一方ルナール・デ・コートは盆地周りの山地に位置するため、100mほど標高が高くなります。

    当地はシェーヌ・デュ・ピュイ(標高1500mのピュイ・ド・ドームを含む休火山群)により雨雲の影響を受けにくく、通年雨が少なく乾燥しており、また夏季は雹害や雷雨が起こりやすい起伏の激しい天候のため、基本低収量の産地となります。

     

    ルナール・デ・コートのワインは、主に地元のクレルモン・フェランで流通しており、パリでも滅多にお目にかかれません。そう考えると日本での流通はまさにミラクル♪

     

    今回も極少量入荷となり、また次のリリースは未定となります。
    ぜひこの機会をお見逃しなく~!

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2019.04.18
  • 《ブルゴーニュ》 シャソルネイ&コサール 2017年リリース!
  • ドメーヌ・ド・シャソルネイ&ネゴシアン・フレデリックコサールの新ヴィンテージ「2017年」がやってまいりました!

     

    2017年は一般的には「早熟で収量の取れた2011年に似ている」とされていますが、生産者ごとの収穫のタイミングにより、例年以上にワインの品質やキャラクターに差が出やすい年だったようで「いかにフェノールの熟しを見極め、早く収穫し酸を確保するかが大きなカギだった」とフレッドが言うように、今年のシャソルネイ&コサールは、特に酸の密度と全体のバランスが重要なポイントになっていると感じます。

     

    また味わいについては「白は2011年のピュアな飲み口の良さに加えて、バランスの良い骨格と複雑味を兼ね備えた2010年の2ヴィンテージの特徴を併せ持っている。そして赤はタンニンの柔らかい2016年、フェノールがしっかりと熟し酸がエレガントな2008年の特徴があり、白赤共に秀逸でハイレベルな年」と評価しています。

     

    収量については4月末にコート・ド・ボーヌを中心に遅霜がありましたが、2016年の教訓を活かし、夜中から明け方にかけて藁束や蝋燭に火を灯し、冷たい空気の循環を行うことで、被害は最小限に食い止めらたようで、ここ近年では一番収量がとれています。ただ対策を講じられなかったサン・ロマンについては白18 hL/ha、赤20 hL/haと近年の中でも厳しい収量となってしまったようです。

     

     

    【2017年のトピックス】

    2016年にスタートさせたジュラワインのうち「サヴァニャン」については、今回から品種名ではなく「FEEL GOOD(フィール・グッド)」の名前でリリースされます。サヴァニャンはジュラ以外で仕込んだ場合品種をラベルに記載することができないため、フレッドの頭文字Fとジュラの買いブドウ生産者をフレッドに紹介してくれたガヌヴァの頭文字Gをかけて名付けられました。※ジュラのシャルドネとピノノワールはラベルへの記載が認められています

     

    また今回ネゴシアン「モレ・サン・ドニ レ・シャン・ド・ラ・ヴィーニュ」「ジュヴレ・シャンベルタン ラ・ジュヌヴリエール」が初リリースとなります。

     

    モレ・サン・ドニ レ・シャン・ド・ラ・ヴィーニュは、畑が1級レ・モン・リュイザンのすそ野に位置するだけあって、ややスケールは小ぶりながらもレ・モン・リュイザンのように香り高く、艶やかな味わいです。ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエールは、ややダークトーンの果実感と芯のあるジュヴレ・シャンベルタンらしい特徴に加え、質感は美しく滑らかで、フレッドが目指すエレガントなスタイルが見事に反映されています。

     

     

    2017年はフレッドの特徴的なミネラリティの重要性をあらためて認識させられます。
    また美しくフィネス溢れる果実感、ヴィヴィットな酸、それらの奥にくっきり表れるテロワールの個性など、

    一段とフレッドの魅力が凝縮されたヴィンテージに仕上がっていると感じます。

     

    飛び切りの2017年をどうぞお楽しみに♪

     

    必見!フレッドによる2017年ヴィンテージ紹介ビデオ