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大地・ブドウ・生産者のメッセージが込められたワイン

そのすべてに感謝とリスペクトを持って、熱い心でワインをお届けいたします

Vignerons 生産者

France/Spain 今月の1枚

  • 《ロワール》笑顔のボノームと蔵2019!
  • 《ロワール》笑顔のボノームと蔵2019!

  • 普段口数少なく、落ち着いた印象のボノームですが、実は飛び切りの笑顔の持ち主なんです♪

    「蔵が美味しく出来上がったよ~!」のスマイルと、

    「5月3日に第3子が誕生したよ~!」のビックスマイルを今回いただきました♪♪

    (それと村木に久しぶりに再会したよ~のスマイルも!?)

     

    3人目の男の子はガスパール君と名付けられました。
    ガスパールは「宝物を守る守護神」の意味があり、名前の優しい響きが気に入り第一候補だったそうですが、産まれたばかりの我が子の優しい顔立ちに「もうガスパール以外は考えられない!」となり、即決定したそうです♪

    (またひとつ次回の訪問の楽しみが増えました♪)

     

    ボノーム家は男の子3人になりました。
    ぶどう畑とワインが身近にある生活の中、ボノーム家の3兄弟はぶどうと共にすくすくと、たくましく成長して行くことでしょう。ボノーム家のヴィニョロン家業はきっと次世代も安泰です!

     

     

    さて新型コロナウィルス感染拡大が続いていたフランスも5月11日にロックダウンが解除され、100km圏内の外出は許可されることになりました。まだ第2、3波の警戒状態にありますが、弊社取引先の生産者は皆無事のようで安心しました。

     

    新型コロナの動向もですが、ずっと気になっていたのが遅霜の被害状況。

    2月の渡仏時点、ロワールではマイナス気温の日がほぼ無く、また最高気温は15℃を超え、その後も暖冬どころか冬と呼べる日が無い、遅霜リスクが極めて高い危険な状態にありました。これにより多くの生産者が剪定開始を意図的に遅らせ、また芽の数を多く残すなど霜対策を講じていましたが、幸い寒波はなく、無事に温かいまま春を乗り越えられたようです。そして現在、例年の3週間~1ヶ月も速いスピードで成長を続けているようですが、このぶどうの急速な成長に作業が追いつかず、さらにコロナにより人手が確保できないという頭の痛い状況が起こっているようです。ぶどう畑でも一刻も早いコロナの終息が待たれています。

     

    しかしこのまま行けばフランス全土で8月収穫続出ということも起こりえるかもしれません。ポイントは開花時期の気温と天候になるかと思いますが、今後長雨による病気の蔓延や雹が無ければ、収量に恵まれた年になることは間違いないでしょう!

     

     

    さてボノーム。
    蔵の今回リリースの2019年は歴史的な猛暑と日照りに見舞われた年でしたが、開花時期と開花までの気温の推移は2020年とはまったくパターンが異なります。2020年は春が順調でこのまま行けば開花も早いのに対し、2019年は4月の寒波によりブドウの成長は遅れ、開花は例年より遅い6月中旬となりました。しかしその後は日照り続きで、6月と7月の終わりには気温40℃を超す記録的な猛暑にも見舞われることに。この異様な暑さにより、ぶどうの熟度は急速に進むことになりました。ぶどうの熟度と酸度とのバランスを考慮した結果、2019年は開花から収穫までの期間が短い傾向となっているようです。ただ収穫スタッフの調整がつかず、理想より遅いタイミングで収穫をせざる得なかった畑もあるようです。

     

    今回リリースの蔵は白赤ともにアルコール14%あり、近年稀にみるボリュームと凝縮感がありますが、暑さにより途中成長が止まったことで、酸が良い塩梅で残っています!ちなみにボノームのその他のワインも軒並み14%オーバー、ワインによっては15%近くあります。

     

    蔵はその年のブドウの味わいがストレートかつシンプルに感じられるところが何より魅力のワインです♪

    暑く熟度のある年の特徴が感じられながらも、ピュアなぶどうの若く生き生きとした果実感は今年も健在です。

    今年もぜひ存分にお楽しみください!

     

     

    その他2018年のペティアン&テュフォー(ヴヴレー)のシュナンがリリースです☆
    ペティアンはみずみずしい甘みと酸のある、すっきりした飲み口。

    初夏の爽やかな風薫る、緑とレモンイエローを感じるワインでスカッと行きましょう~♪
    テュフォーはヴヴレーらしいテュフォー(白亜紀の石灰岩)のシャープで「がつん」とくるミネラル感があり、

    旨味も含んだ奥深い味わいです。

     

     

    今回のボノームのワインは、ヴィンテージと畑の特徴がとても良く分かる美味しさです。

    ぜひぜひお試しください~!

Domaine Oyamada/Domaine Ponkotsu 今月の1枚

  • Domaine Oyamada(ドメーヌ・オヤマダ)プチマンサンのカサかけ
  • Domaine Oyamada(ドメーヌ・オヤマダ)
    プチマンサンのカサかけ

  • 写真は6月22日、大久保にあるプチマンサンのカサかけの様子です。

    当日は梅雨らしい雨の中での作業となりました。

     

    今年の入梅は例年より3日遅い6月11日頃となり、また梅雨明けは7/20前後と例年並みの予想となっていますが、極端に早まる可能性もあるそうです。

     

    ここまでの山梨の天候は1月~3月中旬は例年より暖冬で、3月後半~4月にかけてはやや低め、5月~6月は例年並みの推移となり、雨量はやや多い年となっています。

    またこのまま行けば収穫時期は例年並み、収量は昨年と同等か少し上回る予測となっています。

     

    今回作業を行った大久保の畑にはプチマンサン、ムールヴェードル、少量ルーサンヌが谷沿いの南斜面に植えられています。プチマンサンとルーサンヌはデラウェア主体のBow!白の補助品種として日向のプチマンサン、シュナンと共にブレンドされています。

     

    プチマンサンはニュートラルでありながら熟すと蜜感が強く、フランスのスッド・ウエストではパスリヤージュの甘口ワインも造られています。蜜のような果実感がありながら酸が落ちることはなく、前半のボリューム感から徐々にソリッドな印象へと変わって行きます。Bow!白には約20%プチマンサンがブレンドされていますが、瓶内で熟成して行くに連れてプチマンサンの存在感が増し、その個性がワインにメリハリ与えていると感じます

     

    暑さに耐え、雨にも割と強く、樹勢の強いプチマンサンは、現在小山田氏をはじめ多くの日本生産者が注目している品種のため、これから作付けが増えて行くのではないでしょうか。ちなみにBow!白に極わずかにブレンドされるルーサンヌはジュースの時点で紅茶のようなアロマがあり、小山田氏はこの品種に対しても関心を持っています。

     

    いつもと変わらない葡萄畑の風景。
    その生命エネルギーに触れるだけで心は安らぎ満たされていきます。
    ワインを通じて行われる葡萄畑のエネルギーと人の循環。

    そこから生まれる喜びのシンパシーに思いを馳せながら、今年のワインの完成を楽しみに待ちたいと思います。