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大地・ブドウ・生産者のメッセージが込められたワイン

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Vignerons 生産者

France/Spain 今月の1枚

  • 《ボジョレー》ヌーヴォー2020年 解禁カウントダウン♪
  • 《ボジョレー》ヌーヴォー2020年 解禁カウントダウン♪

  • 写真はジャン・フォワヤールのモルゴン・コルスレットの収穫風景です。
    9/3日、朝7時から収穫を開始し、無事1日で終えたようです。

     

    例年では910日頃に収穫開始となりますが、今年は825日フルーリー(毎年フルーリーが最初)、

    827日ヌーヴォー、その後モルゴンへと続き、98日に収穫終了となりました。これは2003年に次ぐ歴代2番目に早い収穫だったようです。(ちなみに2003年は828日に収穫終了)

     

    今年は日照りと猛暑によりブドウ畑は水不足の状態でしたが、収穫直前の821日にまとまった雨が降ったおかげで、ブドウは一気に水を吸い上げ、最終的に果汁の多いブドウを収穫することができました。

    コルスレットのブドウも果汁がジューシーで酸もあり、また心配されたオイディオムもほとんど見られずキレイなブドウを収穫できたそうです。コルスレットの収量35hL/haほどで例年並み、その他のクリュ・ボジョレーは35hL/ha~40hl/haと例年をやや上回る収量となりました。またヌーヴォーについては50hL/haと豊作だった昨年以上の収量に恵まれています!

     

    さぁいよいよボジョレー・ヌーヴォー2020の解禁まであと1ヶ月となりました!

    ここまで順調に進んでおり、現在は瓶詰め・出荷準備の最終段階に突入しております!

     

     

    【醸造~味わい】

    ◎カリーム・ヴィオネ

    最初収穫した時のアルコール度数は11.89%だったが、マセラシオン後のプレス時点では12.95%

     

    今年は酵母の働きが良く発酵は順調で、98日にアルコール発酵、マロラクティック発酵も終了。

    ワインはイチゴやフランボワーズの香りが華やかで、色が濃くアルコール度数が高い割には、果実味がフレッシュでみずみずしく、とてもまろやか。優しい酸が効いてとても軽快な味わい。

     

    ◎ジャン・フォワヤール

    醸造は仕込みに時間があったので、仕込みはモルゴンのように収穫したブドウを冷蔵庫で冷やし低温発酵。アルコール度数は12.5%~13%の間で、味わいは香り高く、キュートな酸もあり果実味がとてもジューシーでエレガント。

     

    フレデリック・コサール&ケヴィン・デコンブ
    通常マルシャンのブドウは粒が小さく熟しも遅いが、今年は収穫直前に雨が降ったこともありブドウが一気に膨らみ成熟した。粒が大きく果汁が多かったため、プリムールに最適と判断し、今年はマルシャンのブドウ100%使用

     

    今年は醸造期間に余裕があったので、タンクに冷却板を入れて温度を16℃に保ち低温発酵。

    手元の計測ではアルコール度数は12.2%。味わいは酸がはっきりしていて果実味がみずみずしく清涼感がありとてもエレガント。ケヴィン自身「今までの中で一番理想的なヌーヴォー」と最大評価!

     

     

    夏の昼夜の寒暖差により、ブドウはフェノールが良く熟しつつも十分酸の乗った、近年で最も理想的な状態で収穫されています!!思っていた以上にアルコールのボリュームはありそうですが、ハツラツとしたヌーヴォーらしい仕上がりが期待できそうです♪♪

     

    11月19日の解禁まであと1ヶ月!
    「2020年最初の美味しい!」をどうぞ楽しみにお待ちください~!

     

     

    【臨場感のある現地の映像をぜひご覧ください!】

    カリーム・ヴィオネ
     
    アニエス&ジャン・フォワヤール
     
    フレデリック・コサール&ケヴィン・デコンブ

    https://www.youtube.com/watch?v=4WFWDMQJtlE

     

Domaine Oyamada/Domaine Ponkotsu 今月の1枚

  • Domaine Oyamada(ドメーヌ・オヤマダ)プチマンサンのカサかけ
  • Domaine Oyamada(ドメーヌ・オヤマダ)
    プチマンサンのカサかけ

  • 写真は6月22日、大久保にあるプチマンサンのカサかけの様子です。

    当日は梅雨らしい雨の中での作業となりました。

     

    今年の入梅は例年より3日遅い6月11日頃となり、また梅雨明けは7/20前後と例年並みの予想となっていますが、極端に早まる可能性もあるそうです。

     

    ここまでの山梨の天候は1月~3月中旬は例年より暖冬で、3月後半~4月にかけてはやや低め、5月~6月は例年並みの推移となり、雨量はやや多い年となっています。

    またこのまま行けば収穫時期は例年並み、収量は昨年と同等か少し上回る予測となっています。

     

    今回作業を行った大久保の畑にはプチマンサン、ムールヴェードル、少量ルーサンヌが谷沿いの南斜面に植えられています。プチマンサンとルーサンヌはデラウェア主体のBow!白の補助品種として日向のプチマンサン、シュナンと共にブレンドされています。

     

    プチマンサンはニュートラルでありながら熟すと蜜感が強く、フランスのスッド・ウエストではパスリヤージュの甘口ワインも造られています。蜜のような果実感がありながら酸が落ちることはなく、前半のボリューム感から徐々にソリッドな印象へと変わって行きます。Bow!白には約20%プチマンサンがブレンドされていますが、瓶内で熟成して行くに連れてプチマンサンの存在感が増し、その個性がワインにメリハリ与えていると感じます

     

    暑さに耐え、雨にも割と強く、樹勢の強いプチマンサンは、現在小山田氏をはじめ多くの日本生産者が注目している品種のため、これから作付けが増えて行くのではないでしょうか。ちなみにBow!白に極わずかにブレンドされるルーサンヌはジュースの時点で紅茶のようなアロマがあり、小山田氏はこの品種に対しても関心を持っています。

     

    いつもと変わらない葡萄畑の風景。
    その生命エネルギーに触れるだけで心は安らぎ満たされていきます。
    ワインを通じて行われる葡萄畑のエネルギーと人の循環。

    そこから生まれる喜びのシンパシーに思いを馳せながら、今年のワインの完成を楽しみに待ちたいと思います。