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  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2018.09.18
  • 《ボジョレー》続報・ヌーヴォー2018!
  • 9月12日撮影 カリームのプレス後のワインです!

    カリームのヌーヴォー用の収穫は昨年より1週間早い、8月27日にスタートしました。

    8月中の収穫は2009年以来2度目で、2018年がいかに日照量に恵まれ、ブドウが最後まで順調に成熟していったのかが分かります。(心配されていた雹害もありませんでした♪)

     

    結局期待していた降雨はなく、乾燥による収量減が懸念されましたが、地中が思いのほか春の雨を蓄えていたようで、たっぷり果汁を含んだブドウを収穫できたようです。

     

    2018年は、ブドウの質と量、そしてバランスを兼ね備えた年となり、ことバランスにおいては当たり年といわれた2009年や2015年を上回るようです。それゆえ特に酸のバランスをポイントにするヴァンナチュール生産者の前評判がすこぶる高い!ワインが出来上がる前の現段階で「歴史的な偉大なヴィンテージ!」と、どの生産者も一様に口を揃えて評価するのは異例中の異例で、まさに真の当たり年であることが伺えます!

     

    さてカリームは一足早くデキュヴァージュのステップに進み、アルコール度数は11.5%~12%になると予測しています。猛暑の年に良くあるパターンの「収穫直前の恵みの雨」によりブドウが水分を含んでいるのではなく、しっかり養分が凝縮されての11.5%ですから、カリームのワインのスタイルを考えれば、最高の出来栄えになるかと思います!

     

    ジャンも最高の収穫を終え、かつ醗酵に勢いがあり、こちらも順調そのもの。

     

    フレッド&ケヴィンは、標高の高いマルシャン村の完熟を待っている段階で、状況次第では9月5日に収穫したレーニエ村のブドウで仕込む可能性がありますが、いずれのブドウであっても素晴らしいブドウであり、ワインの期待値が高いことには変わりありません!

     

    もちろんヌーヴォーに限らず通常のキュヴェも大いに期待できる2018年ヴィンテージ。

    ボジョレー以外の産地でも、久しぶりの当たり年で歓喜に湧いているようです♪
    (特に近年厳しかった、ジュラ、アルザスなどの豊作は実に嬉しい限りです☆)

     

    どのような作柄であっても毎年とても魅力的な味わいですが、

    それにしても弊社がヌーヴォーの取り扱いを始めてから、ここまで生産者が評価する年は初めてで、

    本当に楽しみで仕方ありません!

     

    11月15日の解禁まであと57日・・(9/19発動の解禁メーター 笑)

    指折り数えて、、首を長くして、、、イメージを膨らませながら、楽しみながら解禁日を待ちたいと思います♪

     

    ※来月は解禁直前「生産者のビデオメッセージ」をお届けいたします

    どうぞお楽しみに~♪

     

    【最新速報をぜひご覧ください】
    http://vinscoeur.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/c2f7fe5449f429a6018a8b1ef53d0671.pdf

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2018.08.21
  • 《ボジョレー》ヌーヴォー2018!
  • 8月8日撮影 ケヴィン・デコンブのマルシャン村のブドウ畑です!

    ケヴィンのドメーヌから南西に約5キロ。

    クリュ・ボジョレーから離れ、小高く入り組んだ丘の急な斜面にケヴィンのマルシャン村の畑はあります。

     

    2016年に畑を取得したものの、2016年は晩熟傾向かつ標高の高さから成熟が遅れ、結局マルシャン村のブドウはヌーヴォー解禁日に間に合わないと判断し仕込みを断念。翌年の2017年に念願の初仕込みとなりましたが、これが大変素晴らしく、これまでの畑で造られたヌーヴォーに比べ、グッとエネルギーが集約され、それはそれは見事な仕上がりでした♪

     

    そして2018年はここまで雨による病気も雹の被害もなく、かなり良い状態を維持しています!

    ただ連日の35度を超える猛暑によりブドウは明らかな水不足状態。8月に入りまとまった雨が欲しいところではありましたが、今のところ期待した降雨は得られていないようです。

     

    しかしながら、まさしく現在の日本の天候のように、暑さはピークを超えた感じがあり、今週末から向こう10日間は30度を下回る予報が出ています。成熟終盤のクールダウンにより、酸のコントロールがしやすくなり、より理想の状態で収穫を迎えられるのではないかと期待しています。(これにより若干収穫が延びることが予想されます)雨が少ないことによる果汁量の減少が懸念されますが、2016年、2017年の反動からか、今年はブドウの房数が多いため、十分な収量を得られそうです!

     

    2018年は春以降、暑い日が断続的に続いた、とても稀な年。
    猛暑の年として知られる2003年であっても、ここまでの長期的な暑さではありませんでした。   

    糖度は高く、果実が濃厚な年になりそうですが、こんな年こそ標高の高いマルシャン村のアドバンテージが発揮され、なんだか2017年を超える充実感を味わえる気がしてなりません♪

     

    暑さ以外、3生産者ともに、ここまでブドウの生育状況は申し分ないです!

    後はここからの天候次第。そしてどこまで理想とする果実感と酸のバランスを表現できるのか、透明感を出せるのか・・彼らの真の腕の見せどころです!!

     

    毎年新酒は楽しみですが、2018年は特別記憶に残るような予感がしています♪

    最高の結果を祈るように待ちたいと思います☆

     

     

    【最新速報をぜひご覧ください】
    http://vinscoeur.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/c2f7fe5449f429a6018a8b1ef53d0671.pdf

     

  • 今月の1枚(日本)
  • 2018.08.20
  • Domaine Oyamada(ドメーヌ・オヤマダ) デラウェア収穫開始!
  • 写真は、ドメーヌ・オヤマダ/BOW!の西山デラウェアをプレス機に投入しているシーンです。

     

    ペイザナでは、今年も無事にデラウェアの収穫を迎えることができました。

    しかしここまでを振り返ってみると、なんとも変な天候でした。

     

    まず春の高温。これによってその後の生育ステージが全て早くなりました。

    スタートの生育が早くても、収穫に向かうにつれ例年のペースに戻っていくのが通常ですが、

    今年は発芽、誘引、着色とすべて10日前後早くなっています。

     

    次に雨の降り方。ここ数年では、春先は大して降らず、梅雨入りしても大して降らず、

    梅雨後半に雨が少し強く降ってさっさと明け、秋に一番降る、という傾向だったように思います。

    ですが今年は、梅雨前に連日雨が降りベト病に対して身構えていたところ、梅雨入りすると全く降らず、あっという間に梅雨明けし、一旦安心したところで強い雨が短いスパンで降るという、防除のタイミングを計るのが難しい降り方でした。

     

    このように天候に振り回された年ですが、ペイザナのデラウェアはほぼ何の問題もない、美しいブドウを収穫することができました。

     

    デラウェアに関しては今年は「良年」と言えるでしょう。

    結果として、8月までの雨量は例年よりも少なく、台風の直撃を受けなかったこともあり、

    防除回数は例年より少なくすみ、収量も例年通りあって、最も重要な熟度は申し分ありません。

     

    この後の収穫も、例年より前倒しで予定しています。

    山梨は9月末の日向ヴィニフェラ赤で最後、全体では洗馬の10月下旬の収穫で全てのブドウを切り終えます。

    連続して発生している台風が気がかりですが、あと1ヶ月何事もなく乗り切れば今年はかなり良い品質のブドウが期待できそうです。

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2018.07.14
  • 《アルザス》J.Mドレイヤー
  • 今月はなんと新規生産者を2人同時にリリースです!

     

    1人目はアルザスの「ジャン・マルク・ドレイヤー(写真左)」

     

    ストラスブールのボージュ山脈の山麓に向かって30 kmほど南西に下ったロスハイム村にドレイヤーのドメーヌはあります。1830年から続く由緒あるドレイヤー家の4代目にあたるジャン・マルクは、200025歳の時、父の定年が近づいたことを機に実家に戻り、農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通いつつ以前から興味のあったビオディナミをパトリック・メイエのところで学び、2004年に自身のドメーヌ立ち上げとともに、6 haあった父の畑をビオディナミに転換しました。醸造についてはパトリック・メイエの影響もあり、2009年にピノノワールで最初のSO2無添加のワインを造り、2013年に全てのワインをSO2無添加にシフト。

     

    また現在では「マセラシオンのジャン・マルク」と認識されるほどで、今回も6種類のうち4種類(+赤1種)がマセラシオンを施しています。

    骨格とボディを、そしてブドウと大地のエナジーをぐっと感じながらも、とてもピュアで伸びやかな味わいです♪

     

    アルザス・ピノグリ 《ウェッグ》2015

    マセラシオンなし/600 Lの古樽で24ヶ月熟成

    「ウェッグ」はアルザス語で「道」と言う意味があり、巡礼の道が畑に隣接していることから命名

     

    アルザス・シルヴァネール 《オリジン》2016

    ファイバータンクで15日マセラシオン/500 Lの古樽で12ヶ月熟成

    「オリジン」はワイン造りの原点ともいえるマセラシオンの醸造方法に由来

     

    アルザス・リースリング 《オリジン》2016

    ファイバータンクで10日マセラシオン/20 hLのフードル(大樽)で12ヶ月

    「オリジン」はワイン造りの原点ともいえるマセラシオンの醸造方法に由来

     

    アルザス《ピンク・ポン》2016

    ピノノワール50%、ピノグリ50%

    ファイバータンクで10日マセラシオン/600Lの古樽で12ヶ月

    「ピンク・ポン」はPinot Noir、Pinot Grisの頭文字の「P」とロゼのPinkを掛けて掛けている

     

    アルザス・ピノノワール《 アニマ》2016

    ファイバータンクで15日マセラシオン/225 Lの古樽で12ヶ月

    ラテン語で「生命」「魂」の意味、キリスト教では「大地の匂い」という意味

     

    アルザス《フィステラ》

    ゲヴュルツトラミネール50%、ピノグリ50%

    ファイバータンクで20日マセラシオン/18 hLのフードル(大樽)で12ヶ月

    「フィステラ」は巡礼地コンポステーラの最西端の地名で、この世の果て=一度仕込んだら最後まで!という意味を込めて命名

     

    ジャン・マルクはこれまで地元の消費者と、地元のスーパーにワインを瓶詰め前に大きなロットで販売をしていましたが、今回友人であるボエムのパトリックの推薦で、弊社との取引を決定し、初めて輸出することになりました。今まで露出がなかっただけで、ルーキーというわけではなく、畑での十分なキャリアとワイン造りに対する確固たる信念、そして理想のワインを実現できる技術と環境をすでに備え持っています。まだ出会って間もないですが、ジャン・マルクの真面目で温かい人間性、彼の持つ平穏と熱が同居するオーラにすでに安心感や信頼感さえあります。

     

    ジャン・マルク・ドレイヤーとの最高の出会いに気持ちが高ぶっています。

    今後の新しいキュヴェや、高い評価の2017年もぜひご期待ください!

     

     

    2人目はボジョレーの「アレックス・フォワヤール(写真右)」

     

    そしてそして、ついにフォワヤール家の長男アレックスのワインがデビューです!

    何てったってあのジャン・フォワヤールの息子ですから、それだけで期待も注目度も高いですね☆

     

    アレックスはまだ若干26歳。同世代にはケヴィン・デコンブ、少し上にシャルリー・テヴネ、ジュール・メトラなど、ボジョレーのヴァンナチュール界は着々と次世代にバトンを渡す準備が進められているようです。ただ、彼らの共通点はPère & Filsではく、自らが独立したドメーヌを経営しているところです。無論親子であっても自分の造りたいワインはイコールではなく、それ故の独立でもありますが、その自分が造りたいワインを自分で決断し経験を積むことが重要だと思いますし、何より若いうちに経験できることが本当に素晴らしいと思います。親の厳しさとやさしさと、息子のチャレンジ精神とで、フランスワインの伝統は継承されて行くのですね。しかし子供たちが物心ついた時からワインを造るつもりだったって、やっぱりすごい・・!

     

    さて今回ブルイィ2016、コート・ド・ブルイィ2016の2種類がリリースです!

    アレックスの造るワインは「エレガントな果実味と深みのある味わい」のジャンのワイン造りがベースになっていますが、さらにブドウの持つフィネスや洗練された旨味を引き出すことが彼のワインの理想型のようです。

     

    今回リリースされるブルイィ、コート・ド・ブルイィともに産地的にはジャンのモルゴンに比べ、より軽やかでみずみずしさが魅力なワインで、早くからフィネスを感じられる味わいです。その中でも今回のブルイィはタンニンがやや強く粗いため樽をかけ、迫力のある味わいに仕上がっています。一方コート・ド・ブルイィはセメント・タンクのみで仕込んでおり、より華やかに仕上がっています♪アレックスのイメージは後者に感じますが、2017年は仕込を逆にしているそうで、あくまでその年々ブドウの状況にあった丁寧な仕込を行っています。

     

    しかしジャンもそうですが、「ピエ・ド・キューヴ(事前にタンク内に熟したブドウを敷いて醗酵を促す準備)」と、「仕込み前に保冷室でブドウ10℃まで冷やす」この手間が、きれいで健全なジュースにを生み出し、それがフォワヤール家のエレガンス・ワインの元になっていると感じています。

     

    ファースト・リリースから脱帽レベル!

    アレックス・フォワヤールをぜひお見逃しなく~!!

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