HPに載せましたので、よろしかったらご活用ください♩♩
ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ (Le Clos du Tue-Boeuf)より
マセラシオン1種類がリリースされました♪
今回のクヴェヴリはソーヴィニヨン、シュナン、ムニュピノと
ロワールを代表する白品種が全てアッサンブラージュされ
清涼感ある味わいに仕上がっています!
当初はそれぞれ別々のアンフォラで仕込み、シュナンとムニュピノは
アッサンブラージュ、ソーヴィニヨンブランは単体と2種類のマセラシオンを
つくる予定でした。
ですが、、、、
瓶詰前に3品種を試験的に全てアッサンブラージュしたところ、
ドメーヌ全会一致で「一番バランスが良い」との結論に至り、
最終的に全てを混ぜ合わせ1つのキュヴェになりました~
2022年は、ブドウが早熟で太陽に恵まれた年。
ティエリ曰く、収量が多かったためジュースはいつもよりライトで
品種の特徴が良く表れているとのことです。
醸造は、収穫したブドウを直接プレスしてジュースにし、
その中に30%ブドウの搾り滓を加えアンフォラで発酵させていて、
マセラシオンよりもむしろアンフュージョンに近いです。
出来上がったワインは、ピュアでみずみずしく
ハーブティーのような優しいタンニンがありエレガント!
透明感のあるスレンダーなエキスの中にしっかりとした旨味があり、
マセラシオンというよりもハービーな白という印象です。
ティエリはこのクヴェヴリの味わいを
「ハーブのような優しいタンニンはソーヴィニヨンブラン、
ピュアなエキスに溶け込んだミネラルの旨味は
テュフォー(白亜紀の石灰岩)の土壌で育つ
シュナンとムニュピノから来る」
と分析しています。
また、ティエリ曰く、2022年は早くから楽しめますが、
タンニンがワインに溶け込んでいる最中なので、
もしタンニンが気になるのであればあと1年くらい
寝かせるのもお勧めとのことです!
是非お試しください~
あけましておめでとうございます
2023年は沢山の応援をいただきありがとうございましたm(__)m
2024年も生産者の情熱と美味しいワインをお届けできますように頑張ります♪
どうぞよろしくお願いいたします
ヴァンクゥール 一同
「25hLのフードルで発酵をさせているが、
実際はこの辺りまでしかワインは入っていない」と
フードルに手を当てて量を示してくれた。
えっ、そうだったの!?てっきり今までフードルは、
常にワインが一杯の状態にあると思っていたが、
実際はそうではなかったの?
手に当てたレベルを見ると、確かにかなり量は少ない…。
えっ、ということは、熟成もこれだけの空間を開けたまま
行っているわけ?酸化の心配は?
今まで先入観で勝手にワインが一杯だと思い込んで
いたから、頭が少し混乱してしまった。
ガングランジェ曰く、フードルでのウィヤージュをしない
発酵熟成のやり方は、何と完全にナチュラルに変えた2015年
からすでに実践しているそうだ。また、酸化については、
ワインのポテンシャルの弱い年は早めにフードル熟成を切り上げ、
ステンレスタンクに移すなどの対処をする時もあるが、
基本的には発酵が終わった後もワインを動かさずにフードルで
そのまま放置しているとのこと。
そのようなやり方で今まで醸造を行なってきているが、
ワインの酸化が問題になったことはほとんどないと語った。
確かに彼の言う通り、2015年以降にリリースしたワインで酸化が
気になったキュヴェの記憶はほとんどない!
そうだったのか…今まで全く気にしていなかったが、
あらためて考えると、当たり前のように酸化に強い
ガングランジェのワインが実際どれだけ凄いことなのか、
まじまじと痛感させられた!
これだけのスペースが空きながら、酸化に耐え得るワインが
できるなんてどれだけのポテンシャルがあるんだ!?
そんな興味深いガングランジェのワイン♪♪♪
12月新着リリースです♪是非よろしくお願いします♪