写真は山梨市江曽原日向での剪定の様子です。
現在ドメーヌ・オヤマダでは棚仕立ての剪定を終え、
垣根仕立ての畑の剪定を行っています。
写真の畑は山梨で唯一の垣根仕立ての畑 「日向」 になります。
日向からは甲府盆地の東側と、この時期真っ白に冠雪した富士山を望むことができ、作業していてとても気持ちの良い畑です。
写真中央の樹は剪定が終わっていますが、こちらは結果母枝を2本残す長梢剪定、フランスでいうギヨー・ドゥーブルですね。
この2本の結果母枝を左右にそれぞれワイヤーに誘引し、
結果母枝のそれぞれの芽から結果枝が地面と垂直に伸びることで、平垣根が完成します。
剪定が終われば、あとは無事に春を迎え、芽が萌えるのを祈るのみです。
2015年ヴィンテージもいよいよスタートです!
トゥーレーヌの「ベル・エール」が今回実に3年ぶりにリリースされます!
生産者のジョエル・クルトーはテゼ村のブドウ栽培家系で、もともとは100%ブドウを地元の農協に卸していました。98年に隣人のブリュノ・アリオンの影響で畑を徐々にビオに転換し、以降ティエリ・ピュズラやパスカル・ポテールにも一部のブドウを卸すようになりました。
(ちなみに、現在ボノームのブドウの買い先であるアラン・コクトーは、ジョエルの従兄弟です。)
その後、ミッシェル・オジェやパスカル・ポテールの後押しを受け、2003年にブドウの一部を使い、
自らワインを造るようになりました。
ドメーヌをはじめて10年が経過し、今のジョエルは前述の生産者たちとは異なる独自路線でワインを造っています。例えば亜硫酸無添加、ノンフィルターの徹底、発酵が完全に終わった後も長期熟成させたり、最近ではウイヤージュを行わないと言っていました。ドメーヌをはじめた当時はみんなの弟分のようだったジョエルも、いまや地元ビニョロンから一目置かれる存在になっています。
今回、極上の熟成を経た魅惑のペティアン2種と、うまうまなソーヴィニヨンブランのエピドットの3種類リリースです♪
近年の不作により、次のリリースはまただいぶ先になりますので、どうぞこの機会をお見逃しなく!
2月リリースのBOW!(白&赤)2014、そして洗馬(赤)2013のボトル画像です。
近日中にBOW!白の瓶詰め、そしてラベル貼り、箱詰めを済ませ2月中旬リリースとなります!
もうあと少しお待ちください♪
好意的で、奥深い
温かく、やわらかく、端整
秘めたポテンシャル
変化と不変の狭間に垣間見る、造り手の妙
ファーストリリースから、卓越しています
「オヤマダ・ワールド」、ぜひご期待ください!
《販売について》
従来の輸入ワインと同じく、直接のお取引は酒販店様のみとさせていただきます。飲食店様、一般消費者様は酒販店様よりご購入くださりますよう、お願い申し上げます。
ロワール地方、トゥーレーヌの新しい生産者、「ローラン・サイヤール」のワインが今月リリースされます!
ローランはもともとNYで料理人をしていました。その当時にヴァンナチュールと出会い、そして次第に惚れ込むようになり、2004年に開業したビストロのワインは全てヴァンナチュールのみ!当時としてはかなり画期的だったようです。
時は流れて2008年。ローランはフランスに帰国し、運命に導かれるようにヴィニョロンの道を歩むことになります。トゥーレーヌのノエラ・モランタン、クロロッシュ・ブランシュの両方を手伝いながら、ゼロから畑とワイン造りを学び、2013年にノエラの畑2haを譲り受けて、自らのドメーヌをスタートさせました。また2015年には引退したクロロッシュの畑を引き継ぎ、現在6.5haの畑を1人で管理しています。
元はノエラとクロロッシュの畑(元々は全てクロロッシュの畑)なのですが、ノエラ、クロロッシュと見事に違うワインに仕上げています。違う味わいに仕上げたというより、ローラン自身が考え辿り着いた、ローラン流のワインです。
ワインはブドウのタンニンや雑味を抽出しすぎないよう、旨味エキスだけを引き出すようなイメージで造られており、シンプルながら深い美味しさがあります。今回ラッキー・ユー!(ソーヴィニヨンブラン)、ラ・ポーズ(ガメイ)の2種類リリースです!
新星ローラン・サイヤールをどうぞよろしくお願いいたします!
■ウグイス アヒルのビオトーク■(P168、169)
フェスティヴァン記事中でヴァンクゥールが紹介されております