写真左はお馴染み(父)フィリップ・ボールナール。
そしてカラフルな写真右、(息子)トニー・ボールナールのワインが遂にリリースです!!
(ポップなラベルはトニーの妹シャロレーヌのデザインです)
トニーは代々ワイナリー家系のボールナール家に生まれ育ち、若いころから父フィリップの畑仕事などの手伝いをする機会が多く、そのうちに将来自分でワインを造ってみたいと決心するようになったそうです。
トニーは自分で購入した畑とフィリップから譲り受けた畑、合計2.5haを所有。
ブドウはシャルドネ、サヴァニャン、プルサール、ピノノワールの4種。
(2013年サヴァニャンのリリースはございません)
醸造はフィリップのカーヴを共有して行っていますが、フィリップとはまったく異なる個性のワインを
造っています!
フィリップは骨太でどちらかというと昔ながらのワインを造るのに対し、
トニーのワインはみずみずしくてエレガント。
フィリップが「剛」なら、トニーは「柔」といったイメージです。
しかしトニーのワイン、ファーストリリースとは思えない安定感のある美味しさがあり、
彼の潜在的なセンスを感じます☆
今回2013年が3種類リリースです。
記念すべきファーストリリースですが、平均収量12hL/haとかなり低収量のため、
入荷量もわずかとなっております。そして1年に1回の限定リリースとなります。
どうぞこの機会をお見逃しなく~!
今年は梅雨前半ほとんど雨が降らず、7月に入ってから雨と低温が続くという極端な天候です。ブドウへの雨の影響は今のところあらわれておらず、病気も殆ど発生していません。
カサかけをしつつブドウを観察 していると、一部樹勢が弱く若干房持ちが悪いものがあると感じました。これは春先の霜の影響ですが、畑全体としては2013の凍害で受けた大ダメージからの回復傾向にあるので、収量は昨年並であると予想されます。品質的には、房のサイズが小さく、それによって収量制限がしっかりかかっているので、収穫までの天候がよければしっかりと成熟したブドウが採れるはずです。
この洗馬のカサかけでブドウの管理作業も一段落。
8月の天候が良ければ山梨も良いブドウが採れそうです。
収穫シーズンまであと少し。
台風等で天候が大きく崩れないことを祈るのみです。
皆さまお待ちかね!
ネゴシアン・ナナ・ヴァン&ドメーヌ・ル・ブリゾーが入荷です!
<新生ネゴシアン・ナナ・ヴァンについて>
1. ラベルが一新されました。デザインはナタリーの友人である、トゥール在住のアーティスト
「Philippe PHÉRIVONG(フィリップ・フェリヴォン氏)」によるものです。
(旧ラベルも同者のデザインです)
2. ネーミングが短縮され、「ユーアーソー」がカットされました
※what(ワット)はSo(ソー)の表記あり
また社名表記もシンプルに「Nana Vins(ナナ・ヴァン)」になりました
3. ブドウ産地が従来のロワール中心から、ラングドック産になりました
醸造は従来どおりロワールのカーヴで行っています
4. ペティアンがメインになります
※バブリーとハッピー以外の「ナイス、クール、ファイン、スペシャル、ビューティフル、ラヴリー」
についてはリリース未定
近年のロワール産ブドウの不作が続き、その打開策として、毎年割と収量の安定している南仏産ブドウに移行したようです。ブドウの仕入先はもともとロワールの隣人であったエミール・レディアがラングドックで栽培を行ったブドウになり、プレスされブドウジュースの状態でロワールの自社カーヴに低温輸送し、仕込まれています。
今回写真左のバブリー!(ペティアン・サンソー100%)、中央のソー・ワット!(ペティアン・テレブラン100%)まずは今回2種類のリリースです!今後続々入荷予定ですので、どうぞご期待くださいませ♪
そして、ブリゾーからはクリスチャンが造った最後のワイン、写真右のエンジョイ!2010(マルベック100%)がリリースです。38ヶ月の長期熟成を経た特別なワインをぜひ!
※エンジョイ!は2014年にネゴスでリリースされるため、ラベルデザインはネゴスタイプとなっています
ナタリー初仕込みのキャラクテール2012、パタポン赤2013もぜひ!!
※2013年、パタポン・シャペルも造っています(来春リリース予定)
「カリーム・ヴィオネ」、「ジャン・フォワヤール」、「フレッド&ケヴィン」の3社、無事に発酵を終え、
現在瓶詰め中です。2015年のヌーヴォーの味わい情報をお届けいたします!
※カリームのラベルと瓶形が変更になります。ラベルは生産者ページ内でご覧くださいませ。
瓶は他の生産者と同様の重量瓶になります。
また2015年からプリムール表記ではなく、「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」表記となります。
今年の山梨は雨が少なく、梅雨入り後も曇りでとどまることが多いようです。
このまま7月にカサかけをしてしまえば、よほどのことがない限り収量はある程度見込めることになります。
さらに、梅雨以降も晴れ間が続き、ブドウの成熟がうまくいけば、グレートヴィンテージです。
これから台風シーズンもあるので油断は大敵ですが・・・
山梨のトップキュヴェとなる 「日向」。
白はプチマンサンやシュナンブラン、赤はシラーやムールヴェードル等々、
いろいろなヴィニフェラ品種が混植されている畑です。
今はまだ植えつけたばかりの樹も多いためリリースできるほどの収量がなく、皆様にご紹介できるのはもう少し先になりそうですが、地名の通り、暖かみのある少しだけ南を連想させる味わいのワインになりそうです。
ぜひご期待下さい!