ドメーヌ・ポンコツが、今年も3月上旬にリリースされます!
今年もリリースアイテムは3種類。
名前は前回と同じですが内容が少しずつ違いますので簡単にご紹介いたします。
(詳細は生産者紹介のページをご確認くださいませ)
おやすみなさい2018
休息というエリアの畑が地主さんへ返還しなければならなくなったため、大幅に生産量減となってしまった・・・新たに塩山の小屋敷というエリアのヴィニフェラが少量入っている。
製法は、先に巨峰系をプレスし発酵させ、そこにヴィニフェラのプレスを合併、残糖分が適切な値となるまで待ち、瓶詰。以降瓶内発酵。味わいは前年よりもほんのり甘口で優しい味わいに仕上がっている。
まどぎわ2018
前回は透明感のあるピュアで伸びやかな白ワインだったのに対し、今回は一転スパイシーで複雑な味わい。発酵中の甲州とデラウェアに、あとから収穫した甲州と少量のソーヴィニヨンブランとシャルドネを房ごと浮かべ、ほのかな MC と醸しのニュアンスを付与し、香り高く仕上げている。
jalopy2018
今年はデラウェアに加えて、ピノグリとプチマンサンを少量使用。製法は、醸し終盤のデラウェアにピノグリを房ごと漬け込み 3 日後にプレス。その際に一緒にプチマンサンも房ごとプレスしている。前年よりもろみの温度を下げることができ、健全な状態で醸しを行うことができた。
ヴィンテージの影響もありふくよかさのある味わいだが、少量しか入っていないヴィニフェラが良く効いていて、冷涼感のある香りと酸があり、今までで一番伸びやかな味わい。
ドメーヌ・ポンコツも今回で4回目のリリース。
松岡氏は新たなチャレンジを続けながらも、着実に前を向いて進んでおります!
是非ご賞味下さいませ♪
コート・デュ・ローヌ、アルデッシュ地方の「ドメーヌ・レ・ドゥー・テール」が記念すべきドメーヌ設立10周年となる2019年に初来日いたします!
マニュエルとヴァンサンが最初に出会ったのは1998 年。
ミラベルにある農業学校の同級生だった二人は意気投合し、いつか⼀緒にワイン造る約束を交わし、決意を胸にそれぞれ旅立ちました。
その後マニュエルは、コトー・デクス・アン・プロヴァンスにあるドメーヌ・グロージュの醸造責任者として働き、ヴァンサンもマニュエルの推薦で、同ドメーヌの栽培責任者として働くことになります。
2004 年、マニュエルがドメーヌ・グロージュを退職し、ヴァール県サン・マキシマンにあるドメーヌ・デファンの醸造栽培責任者として働き始め、同年にヴァンサンも同ドメーヌを辞め、同じくサン・マキシマン付近にあるドメーヌ・トリエンヌ(デュジャックのジャック・セイスとDRC のオベール・ド・ヴィレーヌがスタートさせたドメーヌ)の醸造栽培責任者として働き始めます。
お互いのドメーヌが近く、元々交流が深かったことから、必然的に毎⽇顔を合わせるようになって行きました。そして2008 年、マニュエルがヴァンサンにドメーヌ⽴ち上げのプロポーズをし、⼀⾜先にアルデッシュに戻り3 ha ほど畑を購⼊し、2009 年にはヴァンサンもアルデッシュに戻り、⽗親が持つ畑5 ha を引き継いで、ドメーヌ・レ・ドゥー・テールがスタートしました。実に約束から10年以上の時をを経て2人は夢を叶えたのです。
裸一貫ではじめたマニュエルとヴィニョロン家系だったヴァンサンが⼆⼈三脚で経営するドゥー・テール。マニュエルがリュサックに所有する畑はバザルト⼟壌で、ワインに繊細な果実味とミネラリィな味わいを与えると同時に、通年涼しい⾵の流れる標⾼380 m の台地からキレのある酸が特徴のワインが⽣まれます。一方ヴァンサンが所有するミラベルの畑は、⽯灰質・粘⼟質⼟壌で、果実味が凝縮したボリューム豊かなワインに仕上がります。
ドゥー・テールのドメーヌ名には、2 つの異なるテロワールと、2人の知恵の融合、そんな思いが込められています。それぞれが単独で別々のワインを造るのではなく、2人で知恵を出し合って、一緒に1つのワインを造り上げるスタイルこそがドゥー・テールの最大の特徴であり、ワインの最大の魅力になっていると感じています。(こんなドメーヌはそうそうありませんよね)
出会ってからドメーヌを始めるまで10年、ドメーヌを初めてから10年、彼らは既に20年の付き合いになります。持ってる畑も、見た目も、性格も違う二人ですが、お互いが主張しながらも尊重し、認め合える、強い信頼関係で結ばれています。2つのテロワール、2人の個性が融合し、凝縮されたワインは、どれも一体感があり、絶妙なバランス、かつ見事なコストパフォーマンスです!そしてゼロ・ゼロですが味わい、コンディション面もきちんとフォローされているところもgood point!
チャキチャキでぐいぐい引っ張るマニュエル(小柄の方)と、物腰柔らかく穏やかなヴァンサン(大柄の方)のナイスなコンビが造り出す、親しみやすくも高品質なワイン。2人のワインは今後さらにレベルアップし、美味しくなっていく可能性を秘めています!
なおワインは2月末の来日にあわせ11種類リリース予定となっております。
ラインナップは当HPで後日更新いたします。どうぞご期待くださいませ~♪
※試飲会情報はこのページ内中断よりご覧くださいませ
女が愉しむお酒とおつまみ (P255)
ブラッセリー・ド・ラ・ピジョンネール
ユヌ・ビエール・ナッシュ
ご紹介者:平野由希子様
■世界各地のピノ・ノワール P28~29■
クロ・デュ・テュ=ブッフ/コトー・デュ・ジェノ2015
トニー・ボールナール/ピノ・クタンブル2015
■ティスティングレヴュー 番外編 P100■
ルネ・モス/サヴニエール・アレナ2015
フォン・シプレ/ラ・シラー・ド・ラ・ピネード2016
ケヴィン・デコンブ/ボジョレー・キュヴェ・ケケ2016
ご紹介者:とどろき酒店 大坪千香様、石田和也様、田中美佳様
■ナチュラルワイン P109~113■
ご紹介者:Alcoholic Armadillo(亀屋商店) 猪俣光司様
赤ワイン
マチュ・デュマルシェ/ザン・ザン2016
ピエール=オリヴィエ・ボノーム/ヴェルシュニー2017
マイ・エ・ケンジ・ホジソン/ラ・グランド・ピエス2016
マチュ・デュマルシェ/コート・デュ・ローヌ ヴァン・ルージュ2016
ジャン・フォワヤール/ボージョレ・アリザリーヌ2016
白ワイン
ピエール=オリヴィエ・ボノーム/シャルドネ2017
マイ・エ・ケンジ・ホジソン/プティ・ルッチーニ2017
■ティスティングレヴュー 番外編 P117■
ドメーヌ・ド・シャソルネイ/サン・ロマン コンブ・バザン2015
ご紹介者:酒のたなか 田中照二様