写真はジャン・フォワヤールの収穫風景です。
といっても、ボジョレー・ヌーヴォーではなく、コート・ド・ピィの写真ですが、
あまりにステキだったので採用しました☆
さて、いよいよ来月解禁となるボジョレー・ヌーヴォー2016!
無事収穫も終わり、現在仕込みも順調に進んでいます♪
今年は3生産者とも前年より20日遅い、9月20日前後の収穫開始となりました。
2016年は前半に霜の被害、2回の雹害、そして長雨によるミルデューの被害とかつてない厳しい試練が訪れた年でした。
しかし後半は太陽に恵まれ、収穫直前の9月の天候も良好で、ブドウのクオリティは大きく挽回し、
期待以上の収穫ができたようです。
カリームとジャンは、ヌーヴォーらしいエレガントなワインに仕上がると予想し、
フレッド&ケヴィンはワンランク上の高価なブドウでヌーヴォーを仕込んでいるので、
これもまた大いに期待できます!
短期決戦のヌーヴォーであっても、仕上がりは3者3様。
それぞれの愛嬌たっぷりな美味しさにぜひ期待してください☆
思わず頬がゆるむような、しあわせの解禁日をお約束します!!
生産者から2016年ヌーヴォーの紹介映像が届きました♪
臨場感溢れる映像にボルテージがあがります!!
ぜひご覧くださいませ~
カリーム・ヴィオネ
ジャン・フォワヤール
コサール&デコンブ
今年でドメーヌ開業10年を迎える、ボジョレーのカリーム・ヴィオネ。
弊社とはファーストリリースのボジョレー・ヌーヴォー2006以来のお付き合いとなります。
そんな節目を迎えたカリームから今回2種類リリースです♪
「ボジョレー・ヴィラージュ(写真左)」は今回から「ミシェル・トルメー氏」のデザインに一新!また名前も以前の「キュヴェ・ヴァレリー」から本人のイニシャルをとり、「K・V(カー・ヴェー)」に変更されています。
カリームのフレンドリーな人柄、ブドウをほうばった時のようなピュアで果実味溢れるワイン、そして本人をモデルにした好インパクトなラベルデザイン。「人・ワイン・ラベル」のイメージが見事に一体となった、心をくすぐるリニューアルです♪
また「デュ・ブール・ダン・レ・ピナール(写真右)」は、ヴァンナチュールの開祖である故ジュール・ショヴェが所有していた区画「シャペル」のブドウで造られたワインで、2012年に0.7ha購入して以来、今回が初リリースとなります☆この区画はシェナとムーラン・ナ・ヴァンの境にあり、花崗岩由来のエレガンスと、泥土状砂地由来の力強さを兼ね備えています♪ちなみにこのジュール・ショヴェの区画はカリームのほか5人のヴァンナチュール生産者が現在所有しているようです。
ラベルデザインのカリームの肩に描かれたK・V(カリーム・ヴィオネ)のロゴ。
「K・V」を囲う赤丸は日本の国旗を意味し、カリームの最初のクライアントである日本に対する敬意と感謝の思いが込められています。
ひとたび口にすれば、思わず笑みがこぼれるようなカリームのワインは、
お届けする私たちも元気になり、うれしくなります♪
これからも心を共に歩んでいきます。応援よろしくお願いいたします!
ロワールのモス家では2人の息子に世代交代が始まっています。
※写真左が兄ジョゼフ、右が弟のシルヴェストル
ジョゼフはチリや南仏で、シルヴェストルはブルゴーニュのシャソルネイやパリのシャトー・ブリアンでそれぞれ修行を積み、その後父親の元でその腕を磨き、今やモス家の頼れる跡継ぎとして成長しました。現在は息子2人が畑と醸造を管理し、父ルネはと言うと、もっぱらワインの味わいのチェックと、ドメーヌ訪問に来たお客さんへの対応がメインとなっています。
そんなジョゼフとシルヴェストルは父ルネのワインのスタイルを踏襲し、健全な土からきれいな完熟ブドウを目指し、シンプルかつストレートに「美味しいブドウの味がする」ワインを造っています♪しかし彼らがメインで作り出した2014年以降のワインを飲んでみると、ルネの時代に比べ、より飲み心地はスムーズで繊細な味わいに仕上がっており、そこに彼ら2人の若い感性が生み出すセンスが凝縮されていると実感します。
今回リリースされる、マジック・オブ・ジュジュ2015、ムサムセット(2014&2015)、ボワ・ルージュ2014から、ジョゼフとシルヴェストルが造る、ドメーヌ・モスの新たな世界観を感じていただけたらと思います♪
(アンジュ・ルージュ2013はルネ作です)
ヴァンナチュールのヴィニョロン精神と志、モス家の魂は変わらずとも、世代交代によりワインの表現は今後も変化を遂げていくことでしょう。
ジョゼフ&シルヴェストルが造る、新たなドメーヌ・モスにぜひご注目ください!
ネゴシアン・ナナ・ヴァンは現在ロワールとラングドックに拠点があります。
(ドメーヌ・ル・ブリゾーはもちろんロワールのままです)
現在ナタリーの生活拠点はラングドックにありますが、離れたロワールのスタッフたちと密に連絡を取りながら、また月に3回ほどロワールに上がり、ロワールの畑、ワインを確かめ、頻繁に行けない分五感を研ぎ澄ませながらワイン造りを行っています。
さて、今回ナナ・ヴァン3種類をリリースいたします♪
ハッピー!2010&2013(白・泡)/シュナンブラン
故クリスチャンの十八番ともいえる製法で、2010年のワインに2013年の発酵中のワインを足して、瓶内発酵でペティアンに仕上げています♪瓶内熟成3年を経て、まとまりのある辛口に仕上がっています!
ペップス!2008(白・泡)/クレレット
樹齢70年、瓶熟8年の繊細でとろける蜜のようなペティアン☆
ワインはエミール・レディアが仕込み、ナタリーがデゴルジュマンをしています!
ペップスは「エネルギッシュ!」という意味で、8年熟成しているのに活力があることから命名しています。
エンジョイ!2014(赤)/サンソー
昨年ドメーヌでリリースしたエンジョイが、ワイン名・ラベルはそのままに、今回からネゴスとしてサンソーで復活!果実感明るく、スパイシーでエキゾチック、華やかで軽快♪テンポ良く飲めてしまいます♪♪
ちなみに今回ドメーヌからは2ヶ月のロングマセラシオンの「パタポン2014」、
そしてクリスチャン仕込みの赤のTOPキュヴェ「レ・モルティエ2009」が再リリースとなります!
巨匠が残した最後の秘蔵ワインをぜひお見逃しなく☆
ドメーヌもネゴスも今やナタリーの味です。
モルティエ2009を飲むと、造るワインの方向性、アプローチがクリスチャンのワインとはかなり違うと感じます。今回のリリース、まったく異なる2種類のピノドニスの味わいを、ぜひ興味深く見ていただけたらと思います。(もちろん2つの畑、ヴィンテージの違いも大きいですが)
ぜひナタリーの今を感じていただけたら嬉しいです♪
どうぞよろしくお願いいたします!
写真はジャン・フォワヤールのボジョレーの畑です。
この区画のブドウから今回リリースされるアリザリーヌは仕込まれています。
2016年は遅霜の被害により、アリザリーヌ、ボジョレー・ヌーヴォーともに、生産量がかなり減ってしまう可能性がありそうです。今年はフランス全土で遅霜、雹害、河川氾濫など、例年以上に予断を許さない状況が続いていますが、少しでも好転し、平穏無事な年になればと祈っています。
さて、昨年のファーストリリースで大変ご好評をいただきました、アリザリーヌの新ヴィンテージが今年もやってきました!! 2015年はブドウの粒が小さくエキスの凝縮した年で、一般的にはパワフルでスパイシーなワインに仕上がり、当たり年と評価されています。しかしジャンの場合、力強く仕上がる年であっても、抽出を上手に抑えて、重くなりすぎないよう、チャーミングなワインに仕上げていいます!特にアリザリーヌはブドウのいきいきした果実感があり、夏のアペリティフにあると嬉しいワインです☆フレッシュな美味しさがはじける、アリザリーヌを今年もぜひお楽しみください♪
またジャンお気に入りのモルゴン・コルスレット2014がリリースです!
ジャン特有の淡く、色っぽい果実感と、きめ細かく通りの良い酸があり、例年以上にエレガント♪
「これぞジャンのワイン!」と叫びたくなる美味しさです。
コート・デュ・ピィ、フルーリーなどその他のワインは今秋リリース予定となります。
こちらも乞うご期待ください♪