今年の山梨は雨が少なく、梅雨入り後も曇りでとどまることが多いようです。
このまま7月にカサかけをしてしまえば、よほどのことがない限り収量はある程度見込めることになります。
さらに、梅雨以降も晴れ間が続き、ブドウの成熟がうまくいけば、グレートヴィンテージです。
これから台風シーズンもあるので油断は大敵ですが・・・
山梨のトップキュヴェとなる 「日向」。
白はプチマンサンやシュナンブラン、赤はシラーやムールヴェードル等々、
いろいろなヴィニフェラ品種が混植されている畑です。
今はまだ植えつけたばかりの樹も多いためリリースできるほどの収量がなく、皆様にご紹介できるのはもう少し先になりそうですが、地名の通り、暖かみのある少しだけ南を連想させる味わいのワインになりそうです。
ぜひご期待下さい!
ロワール地方には2つの「ロワール川」があることをご存知ですか?
写真の「La Loire」はFleuve(フルーヴ)で、海に注ぐ本流。全長1,000km。
ひとつは「Le Loire」はRivière(リヴィエール)で、La Loireの支流。
全長300km。2つのロワール川は近い位置を平行して流れています。
日本語で書くとどちらも「ロワール川」です。
冠詞の代わりに、(長)ロワール、(短)ロワールとして区別することをおススメしますw
以上、現地で教えていただいた、ロワールな豆知識でした♪
今月の新着ワインはヴィンテージ移行がメインです。
ヴェイユー定番の「シュヴェルニー」白・赤ともに2014年に移行しました。
*樽熟なし、100%セメントタンク熟成で、短期間で仕上げています
*2014年に新たに取得した畑から造られています
2010年からBIO栽培を行っていますが、現在ラベルの認証表示はありません
ボノームの「ヴァンクゥール・ヴァンキュ」白・ロゼ2014年入荷しました。
*2014年から、ピエール=オリヴィエ・ボノームのラベル表記となります
*赤は現行2013年で、ピュズラ=ボノームのラベル表記となります
■ドメーヌ・ド・シャソルネイ P56~58■
■ペイザナ中原ワイナリー ドメーヌオヤマダ P106■
■ティスティングレヴュー 番外編 P116■
ジャン・フォワヤール モルゴン・コート・デュ・ピィ2005
ご紹介者:亀屋商店 猪俣光司様
■ドメーヌ・ド・シャソルネイ P56~58■
■ペイザナ中原ワイナリー ドメーヌオヤマダ P106■
■ティスティングレヴュー 番外編 P116■
ジャン・フォワヤール モルゴン・コート・デュ・ピィ2005
ご紹介者:亀屋商店 猪俣光司様
蟹沢は山梨市の万力にある、デラウェアが植わっている棚の畑で、
ここで取れたブドウは、テーブルワインBOW!の白に含まれます。
この畑は南向きの斜面にあり、日当たりは良好。樹勢も程よく抑えられ、できるブドウはかなりのポテンシャルをもちます。
日当たり良好な分、8月の収穫時は恐ろしく暑い甲府盆地を堪能することになりますが・・・
現在こちらの畑では誘引と摘穂を行っています。
将来ワインとなる花穂を選びながら、不必要なものは落とし、同時に新梢を誘引していく作業です。
デラウェアは生育が早く、ヴィニフェラ品種と新梢管理のタイミングがずれます。
これはとても重要なことで、作業量のピークが分散されることでより多くの作物を栽培することができるわけです。
農家さんとワインの生産者にとって、とてもありがたい品種なのでしょう。
しかもワインにしても美味しいのですから言うことはありませんね!