松岡氏の『jalopy 2015』 瓶詰めを手伝っている小山田氏の写真です。
人の瓶詰めだからと、かなりおちゃらけています(笑)
瓶詰めは造り手にとってもワインにとっても大きな区切りとなる作業。
ある意味ワインが造り手の手を離れる瞬間でもあります。
これまでの一連の作業が終わりホッとする気持ちと、
これで良かったのかという不安な気持ちが入り混じる複雑な心境なのでしょう。
でもやっぱり集大成なのですから、ワクワクする気持ちが強いのでしょうね。
あとはラベルを張れば出荷準備完了です。
皆様のお手元に届くのは3月中旬。是非ご期待ください~♪
出荷が終われば春を迎えるための作業に入ります 。一年で学んだことを次のヴィンテージに活かそうという姿勢を、松岡氏からは強く感じます。
ドメーヌ・ポンコツ、2年目も楽しみです!
ロワールのボノームから、春にうれしい新酒の「蔵2015」が入荷しました!
ボノームが「美味いのできたよ~!」とボトルをもって撮影に応じてくれました♪
白はソーヴィニヨン100%
生き生きとした果実感、フレッシュで軽快な飲み心地はいつもどおりですが、
2015年は日照りにより果汁の量が少なかったようですが、その分例年よりも凝縮感があります!
残糖が8g/L程度あり、強めのフィルターをかけているため、ワインに濁りはありません。
また再発酵防止のため、SO2を瓶詰め時に20 mg/L添加しています。
※蔵は出来立てワインのフレッシュな風味をいち早く味わっていただくコンセプトでつくられたワインです。
白につきましては、冷蔵にてご保管いただき、なるべくお早めにお飲みいただけますようお願いいたします。
赤はピノノワール60%、ガメイ40%
こちらも日照りによりブドウの果皮が厚かったため、マセラシオンの期間を短くして、果実味をやさしく抽出しています。ピノノワールの艶やかな果実味、やや乾いたタンニンとガメイの瑞々しい果実味とスパイス感が混ざり合い、口に含むと心地よく穏やかに伸びていきます。酸化防止のために微量のガスを残し、亜硫酸無添加で瓶詰めされています。
今年も楽しく、美味しく、グビグビっと飲んじゃいましょう!
その他、テニエール・ブラン2014(ムニュ・ピノ70%、シュナン30%)、ボノームが初めて仕込むクールシュヴェルニー2014(ロモランタン100%)、今年はVDFのテュフォー2013(ヴヴレーのシュナン)、そしてプイィ・フュメ2013がリリースです!ぜひ春の宴に連れていってあげてください☆
屈託なく割りとストレートに書かれていて、何とも松岡氏らしい文章です。
今後はこちらで畑や醸造の様子など書いて頂きます。
ぜひご覧くださいませ~♪
http://d-ponkotsu.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html
写真は勝沼町休息の巨峰の剪定後の様子です。
現在ブドウ農家さんたちは剪定作業の真最中。
この時期に山梨の峡東エリアを少し高いところから眺めると、剪定枝を燃した煙がまるで狼煙のように至る所から上がっています。
山梨の冬の風物詩です。
休息は勝沼の底に位置し、桃とブドウの生産が盛んな地域。
勝沼町休息,上岩崎と牧丘の巨峰を混醸した、癒し系な微々発泡ロゼに仕上がる予定で、キュヴェ「おやすみなさい」としてリリースされます。
どうぞご期待くださいませ!
≪ドメーヌ・ポンコツお披露目&3月リリースワイン 試飲会のご案内≫
生産者である松岡 数人(かずと)氏をお迎えし、ワイン2種類のお披露目とプチセミナーを企画させて頂きました。また、フランスの新着ワイン(ロワール地方/ボノーム、ピュズラ、ベルヴュー、ナナ)や、お勧めのワイン約30種類をご試飲いただけます。ぜひご参加ください!!
対象:酒販店、飲食店
日時 : 2016年2月25日(木) 13:00 ~ 16:20 (最終入場15:50)
入場料: 1,000円
場所 : ホテルモントレ銀座2F『ル・ソール』
住所 : 東京都中央区銀座2-10-2 電話 : 03-3545-3777
⇒お申込用紙はこちらをクリック / お申込み〆切り:2月15日(月)
※本試飲会はプロ向けの試飲会となりますため、一般消費者の方のご参加はご遠慮いただいております。
シャソルネイのフレデリック・コサールと、ケヴィン・デコンブ&ダミアン・コクレのデコンブ家の息子たちがコラボした、とんでもないボジョレーがやってきました!
「ジュリエナ2014」、「サン・タムール2014」、どちらもネゴシアンのブドウで造られていますが、ケヴィンとダミアンがブドウ栽培者をしっかりフォローし、良質なブドウを育てフレッドと共に収穫。ブルゴーニュのシャソルネイのカーヴでフレッドによって仕込まれ、シャソルネイの樽で熟成し、瓶詰めされています。
酸とミネラルのボリュームは控えめで、ややなで肩で、ややコンパクトな酒質はガメイの個性そのものですが、漂う雰囲気はまるでシャソルネイのピノノワールのようです♪鮮やかで色気のある果実感、ギュッと凝縮されたエキスと、口の中に心地よく残る香ばしい旨味がたまりません!
ボジョレーではまずお目にかかれない味わいでしょう♪
※ラベルには3人の名前が記されています
「ジュリエナ」
樹齢72年
畑は標高300mの南斜面に位置する、硅砂、硅石混じりの粘土質土壌。
洗練されたミネラルが特徴。※畑はケヴィンがフォロー
「サン・タムール」
樹齢60年平均
畑は標高150mの南東の穏やかな斜面に位置する、石灰・粘土質土壌。
果実味のやわらかさと繊細さが特徴。※畑はダミアンがフォロー
~コラボ誕生のストーリー~
ボジョレーのヴァンナチュール生産者はジュリエナ、サン・タムールにあまり興味がないらしい。よって残念ながら、このアペラシオンにはヴァンナチュールがない。
次世代生産者であるケヴィンやダミアンも、畑を良く知らず、イメージだけでアペラシオンを評価し、可能性を見切ってしまっている。フレッドはその現状を憂い、彼らの未来に危機感を感じたことから、コラボを決意する。
またフレッド自身は、大のボジョレー好きであり、ブルゴーニュの生産者でありながら、総じてブルゴーニュより低く見られがちなボジョレーを盛り上げて行きたい思いが根底にある。
ボジョレーはブルゴーニュの管轄内にあり、サンロマンで仕込んでもスムーズにAOCを取得できることも一端になっている。
今回3者ともに満足の行くワインができたようで、ファーストリリースは大成功と言えるでしょう♪味わう限り、非の打ち所がない、素晴らしいコラボだと思います。思わず笑みがこぼれてしまう、魅力的なワインを造ってくれた、3人に感謝です☆
魅惑のコラボ・ボジョレーをどうぞお見逃しなく!
少量入荷となりますので、ぜひお早めに!!
松岡数人(まつおか・かずと)氏がブドウ栽培・ワイン醸造を手がける「ドメーヌ・ポンコツ」が誕生いたしました!
松岡氏は15年間にわたり、中伊豆ワイナリーでワイン造りに従事し、その間に現ペイザナ代表理事の小山田氏と出会い、長年ワイン談義を重ねて双方の関係を深めていき、2015年にペイザナの一員として「ドメーヌ・ポンコツ」を立ち上げました。
ファーストヴィンテージとなる、「jalopy(ジャロピー)」、「おやすみなさい」の2つのキュヴェが、2016年3月初旬にリリースされる予定でございます。
jalopy(ジャロピー)2015/デラウェアかもし(スティル)
山梨県峡東エリアで松岡氏自らが栽培したデラウェアを使用し、9日間のマセレーションを行っている。キュヴェ名の『jalopy』はポンコツ車の意。「一見ガラクタに見えるが、どこかキラリと光るものを持っているワイン」がコンセプト。
おやすみなさい2015/巨峰スパークリング(ロゼ微発泡)
山梨県峡東エリアで松岡氏自らが栽培した巨峰を使用し、瓶内二次発酵でスパークリングに仕上げた。キュヴェ名の『おやすみなさい』は畑のひとつが日蓮上人がその土地で休まれたため『休息』と呼ばれる勝沼町休息にあることから。
松岡氏のワイン造り15年の集大成となる「ドメーヌ・ポンコツ」に、熱いご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
≪ドメーヌ・ポンコツお披露目&3月リリースワイン 試飲会のご案内≫
生産者である松岡 数人(かずと)氏をお迎えし、ワイン2種類のお披露目とプチセミナーを企画させて頂きました。また、フランスの新着ワイン(ロワール地方/ボノーム、ピュズラ、ベルヴュー、ナナ)や、お勧めのワイン約30種類をご試飲いただけます。ぜひご参加ください!!
対象:酒販店、飲食店
日時 : 2016年2月25日(木) 13:00 ~ 16:20 (最終入場15:50)
入場料: 1,000円
場所 : ホテルモントレ銀座2F『ル・ソール』
住所 : 東京都中央区銀座2-10-2 電話 : 03-3545-3777
⇒お申込用紙はこちらをクリック / お申込み〆切り:2月15日(月)
※本試飲会はプロ向けの試飲会となりますため、一般消費者の方のご参加はご遠慮いただいております。