2017年の「できたての美味しさ」が詰まった、3人の個性溢れる新酒をどうぞお楽しみ下さいませ。
2017年の恵に乾杯♪
≪生産者メッセージ動画≫
カリーム・ヴィオネ
https://www.youtube.com/watch?v=8q10h37Vf8k&feature=youtu.be
ジャン・フォワヤール
https://www.youtube.com/watch?v=C6VkjVAumxY&feature=youtu.be
コサール&デコンブ
https://www.youtube.com/watch?v=eXiD-VGOnNk&feature=youtu.be
■ドメーヌ・ド・シャソルネイ P34~35■
■ドメーヌ・オヤマダ P87~88■
■ドメーヌ・ポンコツ P88~89■
■ティスティングレヴュー 番外編 P94■
フレデリック・コサール ブルゴーニュ・ブドー 2015
ご紹介者:金沢マル源酒店 小林宏彰様
■掲載ドメーヌ&ワイン■
(P9)
フォール・マネル/シードル・アルジル 2014
ご紹介者:フェスティヴァン 岡田悦和様
(P35)
ピエール・オリヴィエ・ボノーム/ヴァンクゥール・ヴァンキュ・ブラン2015
ご紹介者:羊香味坊 梁宝璋様
2003年1月。
すべてはドメーヌ・デ・ボワルカの新井順子さんとの出会いから
ヴァンクゥールのストーリーは始まります。
私はそこで当時ボワルカの醸造責任者であったパスカル・ポテールと共に働かせていただくご縁をいただきました。右も左も分からず飛び込んだワイン造りの世界、フランス語もままならない自分でしたが、パスカルはそんな自分をまるで即戦力のように必要としてくれて、そのことがたまらなく嬉しくて、自分はその期待に応えたい一心でひたすら働らきました。
自然と対峙するパスカルの穏やかさと強さに見守られ、一歩ずつ、少しずつ、できることが増えていく喜びをかみしめ、心地よいプレッシャーと責任とともに、また一つ学んで積み上げていく感覚。すべてが充実し満ち足りた時間でした。
ほぼ時同じくして、ヴァンクゥールの創業メンバー4人は出会います。
パスカルはヴァンクゥールがその運命的な出会いを果たす、ルーツを知る数少ない生産者です。いや仮にパスカルと出会うことがなければ、このストーリーすら存在しなかったのかもしれません。パスカルはそれだけ自分たちの人生に深く作用した、掛け替えのない生産者なのです。
パスカルと出会ってから早十数年。2005年のドメーヌ独立から、現在はスティルワインの生産をやめ、自身のヴィニョロン人生を「泡のあるワインの世界」に見出し、共同経営者でコマーシャル担当のモーズとともに、まだペティアン・ナチュレルでは主流ではないメトード・アンセストラル製法で、「新次元・最高峰」のクオリティを目指しています。
その圧倒的な仕事により「テロワール」「洗練」「キメの細かい泡立ち」「熟成」のすべての要素が、ペティアン・ナチュレルとしては規格外のレベルで表現されています。彼らの行き着くところ、魂が揺さぶられるような感動の「泡のヴァンナチュール」を、スティルワインと同じように造りたいのです。スティルワインと同様に、その年のブドウの状態がすべてではありますが、年を重ねるごとに着実に精度は上がっていることが今回のリリースからも実感していただけるかと思います。
先駆者クリスチャン・ショサールのペティアン・ナチュレルに磨きをかけた、
メトード・アンセストラル製法から生れる、
新次元のペティアン・ナチュレルここにあり!!
いざ「レ・カプリアード」来日です!!
パスカル&モーズの来日直前メッセージ、ぜひご覧くださいませ♪
今もこうして彼らと繋がり、仕事をさせていただけていることに、
最大限の喜びと感謝の思いを込めて・・
日本市場のヴァンナチュールの繫栄を、自分たちの今を、彼らに伝えたい。
つぶらな瞳で、優しい笑顔が印象的な、「ノーコントロール」のヴァンサン・マリー。しかし腕には立派なタトゥー、耳には三連ピアス、そう、ヴァンサン・マリーはロックをこよなく愛するヴィニョロンなんです♪
※写真のポスターには「ROCK’N’ROLL! SAVE YOUR SOUL」の文字が!
そんなロック命のヴァンサン・マリーですが、根はものすごく真面目で、努力家。ヴィニョロン同士の飲み会でも深酒することなく、明日に備えて睡眠を取る「コントロール」の利くタイプなんです。点在する5haの畑をほぼ一人で切盛りしており、健全で力のあるブドウを育てるために、良いと思ったことは徹底的に実践し、とにかく良く働く。そんな彼の仕事っぷりに周りのヴィニョロンも一目置いているようです。
ヴァンサン・マリーのこだわりはHPにも表れています!
情報が分かりやすく網羅され、しかもかっこいい。
ナチュール生産者のHPではなかなかお目にかかれないレベルではないかと。
http://www.vin-nocontrol.fr/fr/
⇒「Où trouver nos vins?」のA l’étranger内に【JAPON】発見♪
彼は仲間たちとワインサロンを企画するほど、熱烈なヴァンナチュールのファンだった経緯があります。ワインを先入観なく感じることは大事ですが、自身が飲み手だった頃の経験から、情報は「記憶とイメージ」「自分と飲み手」をつなぐ大切なツールだと考えているようです。
今回4種類初リリースです!
ビュレット ・ダン・タ・テット201 5(ロゼ泡)
ガメイ90%、シラー5%、ミュスカ、シャスラ5%
初めて造った、瓶熟18ヶ月以上のやさしい泡立ちのペティアン。
ロカイユ・ビリー2015(赤)
ガメイ・ド・ボジョレー50%、ガメイ・ド・オーヴェルニュ50%
隣接した樹齢50年の異なるガメイをアッサンブラージュし、生き生きとしつつ、
深みのある味わい。
トゥールノエル・ライオット2015(赤)
ピノノワール100%
名水地で有名なヴォルヴィック村のDomaine sous Tournoelの借畑で造られる、
ヴァンサン・マリー唯一のピノ。
ラ・クゥレ2015(赤)
シラー80%、ガメイ・ド・オーヴェルニュ20%
セレクション・マサールの若木のシラーと、樹齢80年のシラー&ガメイの混植・混醸で造られています。
※オーヴェルニュは、同じ畑に複数オーナーがいることが多く、まとまって畑を購入することが難しい産地で、このワインが唯一の自社畑となります。その他は借畑ですが100%自分で畑管理をしています
頭角を現しているどころか、既に世界中から注目されているヴァンサン・マリー。
精密な「ノー・コントロール」は自由と開放を手にし、彼もまた、オーヴェルニュのヴァンナチュール・シーンを語る上で、欠かせない人物になっていくことでしょう♪
Rock with you!