つぶらな瞳で、優しい笑顔が印象的な、「ノーコントロール」のヴァンサン・マリー。しかし腕には立派なタトゥー、耳には三連ピアス、そう、ヴァンサン・マリーはロックをこよなく愛するヴィニョロンなんです♪
※写真のポスターには「ROCK’N’ROLL! SAVE YOUR SOUL」の文字が!
そんなロック命のヴァンサン・マリーですが、根はものすごく真面目で、努力家。ヴィニョロン同士の飲み会でも深酒することなく、明日に備えて睡眠を取る「コントロール」の利くタイプなんです。点在する5haの畑をほぼ一人で切盛りしており、健全で力のあるブドウを育てるために、良いと思ったことは徹底的に実践し、とにかく良く働く。そんな彼の仕事っぷりに周りのヴィニョロンも一目置いているようです。
ヴァンサン・マリーのこだわりはHPにも表れています!
情報が分かりやすく網羅され、しかもかっこいい。
ナチュール生産者のHPではなかなかお目にかかれないレベルではないかと。
http://www.vin-nocontrol.fr/fr/
⇒「Où trouver nos vins?」のA l’étranger内に【JAPON】発見♪
彼は仲間たちとワインサロンを企画するほど、熱烈なヴァンナチュールのファンだった経緯があります。ワインを先入観なく感じることは大事ですが、自身が飲み手だった頃の経験から、情報は「記憶とイメージ」「自分と飲み手」をつなぐ大切なツールだと考えているようです。
今回4種類初リリースです!
ビュレット ・ダン・タ・テット201 5(ロゼ泡)
ガメイ90%、シラー5%、ミュスカ、シャスラ5%
初めて造った、瓶熟18ヶ月以上のやさしい泡立ちのペティアン。
ロカイユ・ビリー2015(赤)
ガメイ・ド・ボジョレー50%、ガメイ・ド・オーヴェルニュ50%
隣接した樹齢50年の異なるガメイをアッサンブラージュし、生き生きとしつつ、
深みのある味わい。
トゥールノエル・ライオット2015(赤)
ピノノワール100%
名水地で有名なヴォルヴィック村のDomaine sous Tournoelの借畑で造られる、
ヴァンサン・マリー唯一のピノ。
ラ・クゥレ2015(赤)
シラー80%、ガメイ・ド・オーヴェルニュ20%
セレクション・マサールの若木のシラーと、樹齢80年のシラー&ガメイの混植・混醸で造られています。
※オーヴェルニュは、同じ畑に複数オーナーがいることが多く、まとまって畑を購入することが難しい産地で、このワインが唯一の自社畑となります。その他は借畑ですが100%自分で畑管理をしています
頭角を現しているどころか、既に世界中から注目されているヴァンサン・マリー。
精密な「ノー・コントロール」は自由と開放を手にし、彼もまた、オーヴェルニュのヴァンナチュール・シーンを語る上で、欠かせない人物になっていくことでしょう♪
Rock with you!
写真は塩山藤木にある、昨年仮植えした苗木の畑です。
わかりにくいですが、茶色になっているところが掘りあげた後。
昨年は別の畑に植え付けてほぼ全滅でしたが、今年は約7割の生存率でした。
今年は700個の穴を掘り、700本植えつけています。
植え付けた品種はヴィニフェラ品種です。
ジャロピーはデラウェア、おやすみなさいは巨峰が主体のワインですから、
きっとヴィニフェラ品種だとまた違う雰囲気 をもつワインとなるでしょう!
松岡氏の頭の中にはすでにどんなワインにするか構想があり、
少し聞いただけですが、ワクワクさせてくれる内容です!
あとは出来てからのお楽しみです♪
きっと『こんなの飲んだことない!』 を感じさせてくれるワインに仕上がるでしょう
ロワールの「レ・カプリアード」パスカル・ポテール&モーズ・ガドゥッシュ初来日に伴い、
ヴァンクゥール主催の試飲会を東京で5月25日(木)に開催いたします。
「ペティアン」の歴史や製法を知りつくし、その美味しさを世に広めるべく、
現在はその生産に特化しています。
新ヴィンテージ5種に加え、彼らと親交のある生産者のワインも出品いたします。
皆さまのご参加をお待ち申し上げます。
2017年5月25日(木) 12:30 ~ 16:20 (最終入場15:50)
参加概要
対象:酒販店、飲食店(一般消費者の方のご参加はご遠慮いただいております)
入場料: 1,000円
*お申込書ご記入のうえ、弊社までFAXにてお申込みください。(FAX:03-5280-3002)
*飲食店のお客様は、お申込書にご帳合先名をご記入いただきますようお願いいたします。
*弊社確認後、お客様番号を記入し、リファックスさせていただきます。その時点でお申込み完了となります。
*お申込み〆切り:5月22日(月)
ご不明な点がございましたら弊社までご連絡くださいませ。(TEL:03-5280-3001)
ドメーヌ・ド・シャソルネイ&ネゴシアン・フレデリックコサールの新ヴィンテージ、「2015年」がやってまいりました!
フレッドいわく「2015年は、ブルゴーニュでもっとも偉大な年のひとつ。太陽に恵まれ、収穫日も早く1990年の作柄に似ている。近年でいえば、2009年と2010年の良いところを併せ持ったような、素晴らしいミレジム」と、シャソルネイ史上最も偉大なヴィンテージと評価しています!
ワインは全体的に果実味が豊かで艶やか。アルコール度は高めですが、バランスに優れ、長期熟成を予感させるポテンシャルが感じられます。白は厚みがありながらも、フレッド特有の洗練されたミネラル感があり、赤はやや濃い目の色調で旨みがしっかりとのっていていながら、フレッドらしいピュアさが顕著で、バランスに優れています。
2015年は近年稀に見る天候に恵まれた「完璧」なヴィンテージでした。
特にここ数年頻発している霜や雹害、そして雨によるミルデューの被害もなく、また夏は安定した日照量がありながらも猛暑にはならず、ブドウが水分を必要とする8月に適時雨が降ってくれたおかげで、水不足に悩まされることもありませんでした。ブドウの生育は年間通して順調そのもので、その結果、質、収量ともに理想的なヴィンテージとなりました。
今回10年待ち焦がれていた「ジュヴレ・シャンベルタン」が念願のリリースです!
骨格のある男性的なジュヴレ・シャンベルタンが多い中、フレッドのラ・ジュスティスは香りがとにかく華やかで、ずるいほど魅力的なワインに仕上がっています。
ラ・ジュスティスの区画は、ジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュが点在する国道74号線を挟んだ対面に位置し、斜度はありませんが、水はけが良く、粘土と石灰質土壌から、洗練とふくよかさを兼ね備えたワインに仕上がっています。
またボジョレーでは、サン・タムール、ジュリエナ(2014年のみ)に続き、「ムーラン・ア・ヴァン」が初リリースです!ムーラン・ナ・ヴァンはケヴィン、ダミアンは関わらず、フレッド単独仕込みのワインで、樹齢70年のヴィエーユ・ヴィユーニュから、アッと驚くピュアなワインに仕上げています。色は限りなく淡く、バラや若干のオレンジ系果実感、鉄分やスパイス、張りのあるやや重めなミネラル感があい混ざり、どこかプルサールの構成を彷彿させます。
ドメーヌは密度を、ネゴシアンはスケールを感じさせる、
特別な恩恵を受けた、フレッド史上圧巻のスケール。
2015年を皆様どうぞお楽しみください!
≪サン・ロマン白コンブ・バザン2015のリリース延期について≫
現地・日本で試飲を重ねた結果、現時点では本来の味わいではないと判断し、状態が回復するまでリリースを延期する決定をいたしました。じっくり時間を掛けて、皆さまに万全な状態でお出ししたいと考えています。リリースまで長期を要するかと思いますが、お待ちいただけたら幸いです。
必見!フレッドによる2015年ヴィンテージ紹介ビデオ
写真はドメーヌ・オヤマダの日向の畑です。
東南向きのとても日当たりのよい畑で、
この時期でも風がなければ暑さを感じるほど。
日当たりのおかげで下草の芽吹きも早く、すでに畑は緑に色づき春の訪れを感じます。
ブドウの方はというと、
剪定の切り口から樹液がぽたぽたと落ちている樹もあり、萌芽は間近です。
生産者たちは、あと1ヶ月もすれば新梢管理に追われ、
ひとまずは6,7月のカサかけが終わるまでは、日の出から日没まで畑で忙しく過ごす日々が始まります。
こちらの日向の畑はワイン用ブドウに理想的な東南を向いた急斜面で、
南のヴィニフェラ品種を小山田氏らしく混植しています。
同じくヴィニフェラ混植の洗馬が表現するのは「北のエレガンス」、
一方、日向は「南の太陽」を喚起させるワインとなりそうです。
長雨や台風の影響による低収量で、未だリリースには至っていませんが、
完成すれば洗馬と並んで、ドメーヌ・オヤマダの代表作となるでしょう!