10/26、洗馬のブドウ収穫前の写真です。
朝7時、ひんやりと澄み切った空気に、ここの標高の高さを実感。約700mだそうです。
洗馬の畑は、白はソーヴィニヨン・ブランとシュナン・ブランが主体で、赤はカベルネ・フランが主体となります。
その他様々な品種が混植されておりますが、白、赤ともに、主要品種のピークにあわせて、一度に収穫、そして混醸されます。
「好立地で、お楽しみもあり」 洗馬は魅力的な畑です♪
そして収穫を終えた畑は、早くも冬支度。
寒さ対策のためブドウ樹を1本ずつ藁で巻く作業を行っています。
今年最後の畑作業であり、次の1年の準備でもある、この藁巻きを済ませて、
畑も人も休眠期間にはいります。
今年もお疲れ様でした。
写真を見る限り、、ヴィニョロンというより格闘家です。(マッチョにも程があります!)
さらに後ろのトラックの迫力がすごい!
収穫者の移動や、畑作業の重機を運ぶためのトラックですが、見たことのないサイズです。
今回2年ぶりのリリースとなる「キュヴェ・ド・レゼルヴ」では、以前よりリキュール・ド・ティラージュの量を減らし、また42ヶ月瓶熟しており、格段に泡質がレベルアップしています!
そして初リリースの「アレクサンドリーヌ2007」は、ブラン・ド・ブランの銘醸地である
「コート・デ・ブラン」と同じ石灰層に植えられた、樹齢55年のシャルドネから造られています。
鋭くスモーキーなミネラル感と、瓶熟5年のやわらかく、凝縮したうまさ♪
ちなみにキュヴェ名の「アレクサンドリーヌ」は彼の娘さんのお名前です。
今回のリリースからラベルも新しくなった、「新生クリスト・ルフェーヴル」 をぜひ♪
2014年「できたての美味しさ」が詰まった、3人の個性溢れる新酒をどうぞお楽しみ下さいませ。
2014年の恵に乾杯♪
9/30に収穫したカベルネ・フランを同日に除梗し、その取り除かれた「梗」の写真です。(良く分からないかもしれませんが・・)
梗はブドウの粒についている小さな枝で、ブドウの種類(ブドウ樹、品種により割合が違う)、梗の成熟度(基本的に時間がかかる)、出来上がりワインのイメージにより、房ごと仕込んだり、除梗したりします。
例えばガメイは一般的には除梗しませんが、カベルネ系は一般的にはします。
梗は枝なので、それが未熟だとしたら、、、やっぱり除きたいですね。
カベルネ・フランといえば、小山田の十八番!!ブレンド・ワインの「Vin de Table BOW!」になります。
今から出来上がりが楽しみです♪
ちなみに、塩尻(長野)の洗馬の赤もカベルネ・フラン主体です。
飲み比べ決定ですね♪♪
ボジョレー・プリムール2014の10日間のマセラシオンを終え、発酵したブドウは9月22日にプレスされました。
当初はジュール・ショヴェのシャペルの畑のブドウをメインにヌーボーを仕込むつもりでしたが、雹に当たったランシエのブドウが思っていた以上に健全で状態が良く、急遽前年同様にランシエのブドウだけでヌーボーを仕込むことが決定!
9月に入ってから初夏のような素晴らしい天候に恵まれ、雹で傷ついたブドウのほとんどは腐敗する前に乾き落ちたようです。
気がつけば解禁まであと1ヶ月をきりました。もう間もなく出来上がります!
2014年の喜びを皆さまと共に!