■スパイスの魅力 P74■
ドメーヌ・デュ・フォール・マネル/シードル・フェルミエ ポム・ド・パイユ18
ご紹介者様:ADI様
ボジョレー速報2021年
詳しくはこちらから資料をどうぞご覧ください♪ → 2021 BN July
今年もあと数か月でボジョレー・ヌーヴォーの季節がやってきます!
2021年も、カリーム・ヴィオネ、ジャン・フォワヤール、
フレデリック・コサール&ケヴィン・デコンブの三生産者です!
どうぞ、どうぞよろしくお願いいたします。
2021年は、フランスのワイン産地ほぼ全域に遅霜が降りるという衝撃的な
幕開けから始まりました。各地で霜による甚大な被害がもたらされる中、
ボジョレーは幸いにして他の地域よりも被害が少なかったです。
その後、お天気が不安定の中、開花が順調だったことは朗報!
近年日照りにより、ボリューム感が目立つ味わい傾向にありましたが、
今年は久々にみずみずしくエレガントなワインに仕上がりそうな予感がします。
こういうお天気が厳しい年は、まさに生産者の実力と個性が如実にワインに
反映するのが魅力です。どうぞ今年もお楽しみに♪♪よろしくお願いいたします。
アレックスを訪問した時に撮った一枚です。
手前の三本が今回リリースするアレックスの新しいミレジムです。
父親ジャンのワインも揃ってテーブルに並べられた姿は圧巻です!
この日の試飲には、他に二組のクライアントが一緒でした。
一組はリヨンで新しくレストランを立ち上げるフランスの若者、そして
もう一組はベルギーのインポーターでした。アレックスの彼女のファニーが
試飲に立ち会いましたが、彼女が言うには、4月に入ってからは既存新規を
問わずほぼ毎日大勢のクライアントがひっきりなしにドメーヌを訪れているようです。
フランスは6月のレストラン再開に合わせてカーヴィスとレストランが
ワイン仕入れの準備をし、そして、外国のインポーター、特にアメリカ、
ヨーロッパ諸国、アジアはシンガポールや韓国が、まるでコロナの影響がないかの
勢いでワインのオーダーがはいるようです。
さらに今年2021年は、4月の遅霜や雹、長雨による病気の蔓延で、
フランスのほぼ全地域のブドウの不作が予想されます。
世界的なワインの需要回復とブドウの不作が相まり、このままでは
来年ワインの供給不足が起こるかもしれません。
日本向けにワインがうっかり購入できない、なんてことにならぬ様
今年は買い付けのお仕事ますます頑張ります♪
■Japanese wine P88-89■
ドメーヌ・オヤマダ
ドメーヌ・ポンコツ
■Natural wine P101、106■
ジャン・フォワヤール/モルゴン・コート・デュピィ18
ご紹介者様:R the wine shop様
ジャン・マルク・ドレイヤー
■Extra edition P112■
ドメーヌ・モス/マジック・オブ・ジュジュ19
ご紹介者様:酒のたなか様
ナタリーが手に持つこのワインは、今回新しくリリースされるキュヴェKonjoです。
このKonjoという名前は、日本語の「混醸」から取ったもので、まさに名前の通り
カリニャン、サンソー、クレレット、テレブラン、グルナッシュブランと黒ブドウも
白ブドウも全て一緒に混ぜ合わせて仕込んだワインです。
フランス語では、全部一緒に混ぜることを俗にFouzitouまたはFuzituと言います。
当初ナタリーはキュヴェのメインの名前をFouzitouするつもりでした。だが、
Fouzitouだとエレガントなワインのイメージに微妙にそぐわないということで、
他に言葉を探しました。フランス語だけではなく、各国の色々な言葉を探したところ、
言葉の響きの良い日本語のKonjo に行き着いたそうです。
Konjoは南のナナ・ヴァンシリーズのワインですが、ラベルデザインを大胆に一新しました。
今までのエチケットのデザインは、Philippe PHÉRIVONG(フィリップ・フェリヴォング)が
手掛けていましたが、今回は同じスイス出身の絵本画家
Emmanuelle HOUDART(エマニュエル・ウダール)に依頼しました。
折しも、今年からパートナーのエミール・エレディアの畑を全て引き継ぎ、また醸造カーヴも新しく
修繕を施したナタリー。
このラベルデザインからも、新生ナナ・ヴァンとして新たにスタートする意気込みが感じられます。
どうぞお楽しみいただけますように♪