これは2月5日にアンジェで開催されたワインサロンAnonymeの試飲会の風景です。
去年よりも各国のコロナ規制が緩和された影響なのか、
ノーマスクでこの人だかりです!
目算ですが、間違いなくAnonymeもLes PenitentesもLa Dive Bouteilleも
去年の倍以上は来場者がいる感じがしました。
中でも、今回来日するノーコントロールのブースは常に人だかりの山ができ、
あらためてヴァンサンの人気の高さが窺えました。
数少ないワインに我先と群がる人々のナチュラルワインに対する情熱に終始圧倒
されっぱなし。
ナチュラルワインのムーヴメントは落ち着くどころか、
これからもますます火が付きそうな予感がします!
新年あけましておめでとうございます
昨年はヴァンクゥールのワインを沢山応援してくださり
本当にありがとうございました
年始は1月5日(木)より業務開始となります
本年も皆様どうぞよろしくお願いいたします
写真は、ヴァンクゥールの創立メンバーズが、約20年前にティエリ、パスカル、
ノエラ達と出会った思い出のモントリーシャー@トゥーレーヌ地方の朝日です!
こちらはモルゴン・コースレットの収穫風景です。
今年は、フランス全土が歴史的な干ばつの年でした。
ボジョレーも例外なく、8月の中旬までは極度の水不足に悩まされました。
ですが、モルゴンとフルーリーは収穫直前に10㎜ほどの雨が降りました。
樹齢20年以下の若木にとっては10㎜の雨はほぼ焼け石に水でしたが、
ヴィエーユ・ヴィーニュにとってはまさに恵みの雨でした。
ジャン曰く、ボジョレーは砂地ベースの畑が多く土壌の水はけが良いため、
まだ地中にしっかりと根が張りきれていない若木は、日照りになるとすぐに
深刻な水不足に陥るのに対し、ヴィエーユ・ヴィーニュは根が深い分
今年のような極度の干ばつでも水不足の心配はほとんどないようです。
実際、この日は古樹のコースレットと息子のアレックスが今年取得した
若木のフルーリーを収穫しましたが、収量の差は歴然としていました。
フルーリーは房が少なくブドウの粒もコンパクトだったのに対し、
コースレットは房も粒も大きく果汁に満ち溢れていました。
たった10㎜の雨でブドウのみずみずしさを蘇らせる
ヴィエーユ・ヴィーニュの生命力には本当に驚かされます。
2022年は、ミレジムの特徴的に2020年と良く似ていると言われています。
果たしてどのようなワインが出来上がるのでしょうか?今から楽しみです♪