まだまだ量も少なく、いつリリースできるか全く見通しは立っていませんが、
実は洗馬には白品種も植わっています。
ソーヴィニヨンブランやシュナンブラン、ロモランタン等々、赤と同じくいろいろあります。
洗馬の白は9月末の収穫を予定しています。
半月振り続いた雨で、病気,玉割れが心配でしたが、洗馬のブドウたちは健全なようです。
リリースするころにどんなセパージュ 構成になっているかはわかりませんが、
小山田氏と洗馬の組み合わせですから、期待せずにはいられません。
白ブドウでどんな「洗馬の味」を表現するのか、、あゝリリースが待ち遠しい!
ドメーヌ•オヤマダはデラウェアの収穫を直前に控えていますが、
今年のデラは素晴らしい出来です!
毎年8月末の収穫なのですが、今年はなんと8月頭の時点で昨年の糖度を超えていました。昨年のサビ病の影響があり収量はやや少なめなですが、今年は梅雨後の天候が素晴らしく、ブドウはほとんど何の病気もなく健全な状態で、スムーズに成熟しました。
酸の残る祝地区のデラウェアはスパークリングワインの”祝”に、
完熟タイプの万力周辺のデラウェアは”BOW!”の白となります。
(西山のブドウは”BOW!”の白になります)
今年も是非ご期待下さい!
今年は梅雨前半ほとんど雨が降らず、7月に入ってから雨と低温が続くという極端な天候です。ブドウへの雨の影響は今のところあらわれておらず、病気も殆ど発生していません。
カサかけをしつつブドウを観察 していると、一部樹勢が弱く若干房持ちが悪いものがあると感じました。これは春先の霜の影響ですが、畑全体としては2013の凍害で受けた大ダメージからの回復傾向にあるので、収量は昨年並であると予想されます。品質的には、房のサイズが小さく、それによって収量制限がしっかりかかっているので、収穫までの天候がよければしっかりと成熟したブドウが採れるはずです。
この洗馬のカサかけでブドウの管理作業も一段落。
8月の天候が良ければ山梨も良いブドウが採れそうです。
収穫シーズンまであと少し。
台風等で天候が大きく崩れないことを祈るのみです。
今年の山梨は雨が少なく、梅雨入り後も曇りでとどまることが多いようです。
このまま7月にカサかけをしてしまえば、よほどのことがない限り収量はある程度見込めることになります。
さらに、梅雨以降も晴れ間が続き、ブドウの成熟がうまくいけば、グレートヴィンテージです。
これから台風シーズンもあるので油断は大敵ですが・・・
山梨のトップキュヴェとなる 「日向」。
白はプチマンサンやシュナンブラン、赤はシラーやムールヴェードル等々、
いろいろなヴィニフェラ品種が混植されている畑です。
今はまだ植えつけたばかりの樹も多いためリリースできるほどの収量がなく、皆様にご紹介できるのはもう少し先になりそうですが、地名の通り、暖かみのある少しだけ南を連想させる味わいのワインになりそうです。
ぜひご期待下さい!
蟹沢は山梨市の万力にある、デラウェアが植わっている棚の畑で、
ここで取れたブドウは、テーブルワインBOW!の白に含まれます。
この畑は南向きの斜面にあり、日当たりは良好。樹勢も程よく抑えられ、できるブドウはかなりのポテンシャルをもちます。
日当たり良好な分、8月の収穫時は恐ろしく暑い甲府盆地を堪能することになりますが・・・
現在こちらの畑では誘引と摘穂を行っています。
将来ワインとなる花穂を選びながら、不必要なものは落とし、同時に新梢を誘引していく作業です。
デラウェアは生育が早く、ヴィニフェラ品種と新梢管理のタイミングがずれます。
これはとても重要なことで、作業量のピークが分散されることでより多くの作物を栽培することができるわけです。
農家さんとワインの生産者にとって、とてもありがたい品種なのでしょう。
しかもワインにしても美味しいのですから言うことはありませんね!