こちらは22年2月新着のレイナルドのドメーヌの地下カーヴから地上に
つながる階段を下から写した写真です。
ちょうど入り口の扉から見える夕刻の静寂に包まれたダークブルーの空が
とても幻想的で、階段からその先にある希望につながるようです。
地下カーヴは19世紀に作られたもので、冷蔵庫のない当時は多くの家庭に
このようなカーヴがあり、ワインの熟成やチーズ、サラミ、または野菜を
保存する冷暗所として生活には欠かせませんでした。
奥の部屋は、樽を3段重ねて限界なくらい天井が低く、20平米ほどしかない
狭いスペースにまるでアリが巣穴にエサを運ぶように樽が器用に
重ね並べられています。
まるで19世紀にタイムスリップしたような緩やかで静寂な時間が
このカーヴには流れています。
レイナルドは、四季を通して温度差のほとんどないこの地下カーヴで
ワインをまずは一年半ゆっくりと熟成させます。
そして次に、ワインは地上のカーヴにある熟成樽に慎重に移され、
さらに一年、四季の温度を緩やかに感じながら仕上げに入ります。
時代や流行りとはまた違う次元で魅力溢れる唯一無二のレイナルドのワイン、
是非皆様にも楽しんでいただけましたら幸いです
ボジョレーヌーヴォー解禁いたしました!!
2021年ヴィンテージは、久々にヌーヴォーらしいフレッシュで果実味溢れるワインに仕上がりました
ミレジム的には、霜、長雨、病気の蔓延、冷夏とまさに生産者泣かせの年でしたが、
最終的には3 生産者ともブドウの収量の大幅ダウンはあるけれども、お届けするワインに
対してはとても満足している様子です
自然の試練を乗り越えてきましたブドウたち、
チャーミングでありながら逞しい
本年の自然の恵みを、どうぞどうぞお楽しみください!
カリームより 「出来上がったワインは、色合いが明るく、果実味もとてもチャーミングで、
フレッシュな酸が効いたまさに自分好みの味わいに仕上がっている!」
ジャンより「今年は、大変な1年でブドウの収量はみじめなくらい少ないが、
ワインの品質はとても満足している。エレガントかつジューシーな、
まさにボジョレー・ヌーヴォーらしいワインに仕上がっている!」
ケビン&フレッドより「味わいはまさに正真正銘、果実味溢れる
Glouglou(グビグビ飲めるような)ワインに仕上がっている!
収穫から最後の仕込みまでの詳しい様子はこちらからどうぞ♪
https://vinscoeur.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/BN2021November.pdf
2021ヴィンテージもどうぞよろしくお願いいたします☆
モンショヴェの引退により、今回のリリースをもって 35 年続いたドメーヌの
幕を下ろすこととなりました。 今まで長くモンショヴェのワインを応援し、
ご愛飲して いただいた皆様、本当にありがとうございました。
まだビオディナミが世に知られていない黎明期の頃、 それも革新を厭う閉鎖的な
ブルゴーニュの土地で、 20 歳の若者ディディエが僅か 0.5ha の畑からスタートさ
せたドメーヌ・ ディディエ・ モンショヴェ。両親との確 執などいくつもの困難を
乗り越えながら、熱い信念に支 えられ、絶えずビオディナミのフロントランナーとして
ブルゴーニュのビオワインの礎を築いてきました。
そんな彼の集大成とも言えるワインが、今回のリリースをもって最後となります。
2021年秋、折しもモンショヴェが引退したこの時期に重ね合わせたように
Bourgone Aujourd hui という雑誌に、「ブルゴーニュのビオディナミを牽引した
5 人のパイオニア」という表題でドミニク・ドゥランやエマニエル・ジブローな どと
並んでディディエ・モンショヴェを再評価する記事が掲載されました。
そんな、ブルゴーニュのビオディナミを代表する偉大な造り手でありながら、
いばることも気取ることもなく、親しみやすく、穏やかな人柄で、 いつも友人のように
我々に接してくれました。彼のつくるワインは、名うての生産者のように話題を
さらうような派手やかさはないですが、彼の人柄の様に、どのワインも実直で後から
心に染み入るような真っ直ぐさがあります。まさに今のヴァン・ナチュール界の
初期の時代を牽引したワインでもあります。
彼の功績を改めて振り返っていただき、彼のフィナーレとなるワインを、
もし手に取っていただけ まし たら幸いです。
ドメーヌ・ド・シャソルネイDOMAINE DE CHASSORNEY 2019
ネゴシアン・フレデリック・コサールSARL Frédéric Cossard 2019
太陽を感じるふくよかな果実味、そして芳醇でしなやかなエキスが渾然一体となる、
試練を乗り越えた魅惑のヴィンテージ!
樽熟成から「クヴェヴリ」「卵型タンク」熟成にほぼ完全移行しました
ブルゴーニュワインの樽熟の常識を覆しますが、理性を超える直感的な美味しさがあります
詳しくは、こちらの資料をご覧くださいませ
→https://vinscoeur.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/09/4142-2021-10.pdf