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  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2017.12.27
  • 《ロワール》 2018年の口開けは、ぜひローランで♪ 
  • 写真は新カーヴで今回リリースするペティアンナチュレルPOPの試飲にあわせて生ハムをカットしているローランです♪

     

    何気ない写真ですが、彼の日常的なおもてなしが見て取れる1枚です。

     

    (毎回訪問の度におもてなしを受けている弊社買付けがうらやましい限り笑)

     

    さて2018年の口開けは、ずばり「ラッキー・ユー!2016」がおススメです☆

     

    言えば言うほどほど、飲めば飲むほど、ラッキーなことが起こるとか・・(笑)

     

    今回からソーヴィニヨンブランにノエラから譲り受けたテールブランシュ・シャルドネが40%ブレンドされています。レモングラスやユーカリのような品の良い清涼感はそのままに、テールブランシュの特徴である火打石のようなニュアンスと、シャルドネのふくよかさが加わり、かなり食が進む味わいに仕上がっています♪

     

    そして今回初リリースのブランク2016は、トゥーレーヌのシェール河左岸エリアにおいてビオワイン、後のヴァンナチュールの礎を築いた、あのクロ・ロッシュ・ブランシュのトップ・キュヴェ「№5」の樹齢の古いソーヴィニヨンブランで仕込まれています!砂岩石とシレックスの混ざった石灰質土壌のソーヴィニヨンは実直で躍動的な印象です。トゥーレーヌの中でもとりわけ硬派なソーヴィニヨンをお見逃しなく~☆

     

    その他キュートなペティアンのPOP、例年よりワンランク上のスケール感があるラ・ポーズ、今年はドニス100%のスカーレット、充実したカベルネフランのジョイフル(アルコール11.5%!)、全て2016年がリリースです♪

     

    リリース4年目にして、既にマスターの領域にあると感じるローラン。

     

    どのワインを飲んでも、ローランの真摯なワイン造りと、確かな腕がはっきり感じ取れます。

     

    最高に飲み心地の良いローランのワインで、どうぞ最高のひとときをお楽しみください♪

     

    とにかく、2018年のキーワードはLucky you! (& Lucky me!)で決まりですね!

     

    (しつこい笑)

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2017.12.07
  • 《ラングドック》 ジミオ 収穫の朝2017
  • ご覧ください!

     

    あらゆる生命が目を覚ますかのような、この強く美しい朝焼けを!

     

     

    ジミオのピエールが収穫直前、朝7時の写真を送ってきてくれました♪

     

    静寂の空気を残しつつも、今から収穫が始まる躍動感に満ちています!

     

     

    2017年は遅霜、花流れ、7月初めの大規模な雹と立て続けに被害があり、

    また水不足だったため、収量は例年の半分も取れていないそうで、厳しい年となりましたが、この写真を見るだけでどこか心強く「ワインは美味しいに違いない!」と思えてしまうから不思議です。

     

     

    実際彼らの樹齢100年を超すブドウのポテンシャルと、

     

    その力を引き出す丹念な仕事をおもえば、どんな年だってSuper Special!

     

    2017年もジミオ節にどうぞご期待ください~☆

     

     

    さて今回は初リリースのペティアン・ナチュレル2種類含む、

     

    6種類がリリースされます!

     

     

    ラ・ボエムのパトリックのアドバイスを受けて、見事な泡立ちを実現した、

     

    香りの玉手箱のような「モワルー・ド・ミュスカ」と、ジミオのミュスカ&ボエムのガメイ・ド・オーヴェルニュがコラボした、夢のような「ロゼ」のペティアン!

    どちらもワクワクが止まりません♪

     

    その他例年より更にフローラルで、より爽やかでエキゾチックな「ミュスカ・セック2015」をはじめ、白と赤の混ざり具合が絶妙で、美味しさ倍増の「ロゼ2016」、樹齢150年×15品種(以上?)のブドウの力が凝縮された「ルージュ・ド・コース2016」、そしてミュスカと黒ブドウの混植、混醸により圧倒的な魅力を放つ「ルージュ・フリュイ2016」がリリースです!

     

    嗚呼ジミオ、Oh ジミオ・・

     

    ジミオ・ワールドを皆さまと分かち合いたい気持ちでいっぱいです♪

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2017.10.19
  • 《ロワール》 ボノーム樽熟成♪
  • 写真は今回リリースされるボノームのピノノワールの熟成中写真です。

     

    スケールの大きな新カーヴで、ゆったり美味しく仕上がりました☆

     

    2016年ボノームが管理する多くの畑が遅霜の被害に見舞われる中、南向きのこのピノノワールは唯一免れることができ、2015年より多く仕込めています♪

     

    (それでももともと生産量が少ないため、写真の通常サイズの1樽と、400L×2樽のみですが・・)

     

    味わいは2015年同様に抽出がやさしく、みずみずしくて透明感があり、素朴さと洗練さが共存しています。ジワジワ美味しさが込み上げて来る、キノコやジビエ、チーズなどの季節の美味しい料理が食べたくなる、どこか秋の夕暮れに漂うセンチメンタルな空気感とリンクするピノノワールです。

     

    今回その他では、

     

    厚みがあって、酸の通った「テニエール・ブラン2016」、

     

    ピノノワール同様に抽出を抑え、怪しげなフェロモンを放つ

     

    「テニエール・ルージュ2016」がリリースです☆

     

    そして「ピュズラ・ボノーム」時代にティエリが仕込んだ「ヴヴレー・ペティアン2008」が極少量再入荷しました~!!長熟ペティアンの好奇心からデゴルジュマンをせず大切に、なんと8年半も熟成させた代物です☆

     

    きれいに熟成され、まだ若々しささえ感じます!

     

    更にテニエール・ルージュ2015の「ファン・ド・ミーズ」が入荷です!
    樽底のより澱に近い部分をプライベート向けのワインを特別に少しだけ分けてもらいました♪エキスがギュっと濃縮され、体幹が太く、深みもあります!

     

    澱に近い部分とはいえ、実際澱が多いわけではなく、色調は明るめです。

     

    アルコール12%と低めな年のワインながら、とても目が細かく詰まっていて充実感があります☆

     

    秋・冬にしっぽり飲みたい、ボノーム癒し系の新作をぜひ~!

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2017.09.21
  • 《ボジョレー》 ジャン・フォワヤール2017収穫風景♪
  • 写真はジャン・フォワヤールの臨場感溢れる収穫風景です☆

     

    収穫者はフランス人、イタリア人、ブラジル人の20人ほどで構成されており、
    ほとんどのメンバーが毎年収穫に訪れる、いわば「ジャン専属の収穫者」です。

     

    写真はリラックスムードが漂っていますが、いざ仕事となればそれはそれは手馴れたもので、抜群の収穫スピードと選果クオリティを発揮します!
    (毎年収穫に参加している村木談)

     

    今年は7月の雹害により、フルーリーは全滅、コルスレットとコート・ド・ピィは50%収量減と深刻な被害を受けてしまったジャン。

     

    そんな中ボジョレー・ヌーヴォーの畑は幸いなことにほとんど雹の被害を受けず収量の確保はできていましたが、8月初旬時点では日照り続きによりブドウの果汁が得られず、結果的には収量減になってしまうと予測していました。

     

    しかし8月末の収穫直前に、まさに「恵みの雨」が降り、
    果汁をしっかり蓄えたブドウを収穫することができました。
    懸念していた収量減は回避でき、また味わいの面でも降雨のお陰でアルコールは抑えられ、

    糖度・アルコール、酸度のバランスが整ったブドウを収穫することができました。

     

    またボジョレー・ヌーヴォーの醸造はここまで大変順調に進んでおり、
    今年は収穫が早かったため、通常のキュヴェ同様、ブドウを6度まで冷やし、

    ジャンのエレガントな果実感を生み出す低温マセラシオンで仕込んでいます。

     

    最終的には果実味が艶やかで、骨格のある味わいになると予想しています!

     

    さて、今年のボジョレー・ヌーヴォーは例年より収穫が早かったため、醸造に時間の余裕があり、

    各生産者思い思いにじっくり仕込めるのメリットがあります♪

     

    昨年よりも更に各生産者それぞれの表現力が際立ったワインが出来上がることでしょう!

     

     

    各生産者の収穫データ

     

    カリーム・ヴィオネ
    9/3収穫 (例年より早め)
    収量30hL/ha
    アルコール12%前後予定

     

    ジャン・フォワヤール
    9/8収穫(例年より若干早め)
    収量40hL/ha
    アルコール12.5~13%予定

     

    コサール&デコンブ
    9/10(例年より若干早め)
    収量25hL/ha前後
    アルコール12~12.5%予定

     

    詳細はこちらから速報をご覧ください♪

     

    そして、、、
    生産者から2017年ヌーヴォーの紹介映像が届きました♪♪
    これは必見でございます♪

     

    カリーム・ヴィオネ
    https://www.youtube.com/watch?v=8q10h37Vf8k&feature=youtu.be

     

    ジャン・フォワヤール
    https://www.youtube.com/watch?v=C6VkjVAumxY&feature=youtu.be

     

    コサール&デコンブ
    https://www.youtube.com/watch?v=eXiD-VGOnNk&feature=youtu.be

     

    3者3様の魅力と、2017年の美味しさがギュッと詰まった、
    ボジョレー・ヌーヴォー2017をどうぞご期待ください!!

  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2017.08.22
  • 《ジュラ》 ボールナール家のとある日常
  • 真剣モードのボールナール親子。

    (フィリップは腰を引いてるため、かなり小柄に写っています..)

     

    この日のテーマはピノノワールの熟成方法について。

    ステンレスタンクで熟成をするトニーに対し、フィリップが「ピノを樽で熟成させた方が良いのでは?」とアプローチ。ストレートな果実味が好きなトニーは、果実を活かすために樽熟ではなく、ステンレスタンクで寝かせるのがベターだと思っている一方、フィリップは樽で熟成させまろやかにすることでより美味しくなると熱く語っています。

     

    トニーは独立しているとはいえ、実際はまだフィリップとPere&Filsの関係で働いているのは確かです。息子の考えを尊重しつつも、自分の経験に基づいた的確なアドバイスをしてあげたいフィリップの親心と、我が道を進みたいトニーの想いが交差するボールナール家の日常。でもこんな日々のカーヴでの会話が、きっと2人のかけがえのない空間なのでしょうね。

     

    ちなみに二人の間に写っている甕が「イタリア製のアンフォラ(厚い土器)」で仕込まれた2016年のサヴァニャン。この年はその他にフィリップ特注の「完全セラミックの卵型タンク」、地中に埋められた「ジョージア製のアンフォラ(薄い土器)」と3つの異なる容器でサヴァニャンをマセラシオンして仕込んでいます。同じ区画、3種の異なる容器で仕込まれたワインをそれぞれ単独リリースする予定で、それぞれの味わいが実に興味深いです♪

    (その他サヴァニャンのペット・ナット「Ca va Bien」もあるようです)

     

    打って変わって2017年ヴィンテージは春の遅霜の被害により、トニーは収穫できるブドウがそれなりにあるようですが、フィリップは大変厳しい収穫状況のようで、赤白各1キュヴェずつしか仕込めないようです。

     

    そのため2016年ヴィンテージはより手塩にかけて、少しずつ大切にリリースしていくようなので、どうぞその時が来るのをじっくりお待ちくださいませ。

     

    今回フィリップからサヴァニャン2種、トゥルソー2種、そしてプルサールのペット・ナット「タン・ミュー」が久しぶりのリリースです!

     

    トニーは10月リリース予定となります!

     

    ボールナール家からまったく目が離せません☆

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