これは2月頭の週末に開催されたアンジェのナチュラルワインサロン後、
夜に繰り出した人々を写した写真です。
見てください、通りを埋め尽くした人の波を!
ここに集まる人達のほとんどは中央の赤いオーニングテントの
張ったワインバーが目当てです。
そう、その名もLe Cercle Rouge(ル・サークル・ルージュ)。
1970年制作のアラン・ドロン主演のギャング映画『仁義(邦題)』の
タイトルから名前を取ったこのワインバーは、ナチュラルワインが
飲めるバーとして古くからアンジェの人たちに愛されていました。
ですが、コロナの煽りもあり、去年一度閉店を余儀なくされました。
Le Cercle Rougeに直接ワインを卸していたモスが閉店の話を聞き、
「このまま閉めてしまうのは惜しい」と、ジェゼフが友人に2人に
掛け合い、3人の共同経営というかたちで去年の秋に再復活を遂げました!!!
その再復活1年目のサロンの夜がこの群衆です。
店に入りきれない人たちが外で立ち飲みする光景はもう圧巻の一言です。
ちなみに、ジョゼフが言うには、サロンの週末3日間でワインのボトルが700本、
割れたグラスは100脚を超えるくらい大盛況だったようです。
ニュースでは農業従事者の大規模ストが連日報道される経済不況真っ只中の
フランスですが、この空間だけまるで別世界ですね!
アンジェを訪問される機会がありましたら是非~♪
あけましておめでとうございます
2023年は沢山の応援をいただきありがとうございましたm(__)m
2024年も生産者の情熱と美味しいワインをお届けできますように頑張ります♪
どうぞよろしくお願いいたします
ヴァンクゥール 一同
「25hLのフードルで発酵をさせているが、
実際はこの辺りまでしかワインは入っていない」と
フードルに手を当てて量を示してくれた。
えっ、そうだったの!?てっきり今までフードルは、
常にワインが一杯の状態にあると思っていたが、
実際はそうではなかったの?
手に当てたレベルを見ると、確かにかなり量は少ない…。
えっ、ということは、熟成もこれだけの空間を開けたまま
行っているわけ?酸化の心配は?
今まで先入観で勝手にワインが一杯だと思い込んで
いたから、頭が少し混乱してしまった。
ガングランジェ曰く、フードルでのウィヤージュをしない
発酵熟成のやり方は、何と完全にナチュラルに変えた2015年
からすでに実践しているそうだ。また、酸化については、
ワインのポテンシャルの弱い年は早めにフードル熟成を切り上げ、
ステンレスタンクに移すなどの対処をする時もあるが、
基本的には発酵が終わった後もワインを動かさずにフードルで
そのまま放置しているとのこと。
そのようなやり方で今まで醸造を行なってきているが、
ワインの酸化が問題になったことはほとんどないと語った。
確かに彼の言う通り、2015年以降にリリースしたワインで酸化が
気になったキュヴェの記憶はほとんどない!
そうだったのか…今まで全く気にしていなかったが、
あらためて考えると、当たり前のように酸化に強い
ガングランジェのワインが実際どれだけ凄いことなのか、
まじまじと痛感させられた!
これだけのスペースが空きながら、酸化に耐え得るワインが
できるなんてどれだけのポテンシャルがあるんだ!?
そんな興味深いガングランジェのワイン♪♪♪
12月新着リリースです♪是非よろしくお願いします♪
VdF Elisabeth 2022 Cuvee Vin Nu (ヴァン・ニュ2022)
(ユニブラン90%、ソーヴィニョンブラン10%)がついにリリースです!
前回の2017VTから多くを学び、改良を重ね、ついに理想となるフレッシュでコスパ高な
デイリーワインが誕生しました!是非お試しください♪
今回のヴァン・ニュに10%入っているソーヴィニヨンブランは、ジロンド川の河口の
Talmont -sur -Gironde(タルモン・シュール・ジロンド)で育ちました。
海風に晒され風化した石灰が覆う石灰土壌のこちらのソーヴィニヨンは、
アロマチックに育つそうです。SO2は、その10%のソーヴィニョンに20㎎/L添加
されただけで、残りの90%のユニブランは完全無添加です♪
フレッシュですが、日持ちも良く、お料理とも合わせやすく本当にお勧めです~
是非<(_ _)>