写真は6月10日のカサかけの様子です。
当日は梅雨入り後、雨の中での作業となりました。
今年の入梅は昨年とほぼ変わらずですが、梅雨明けは昨年より3週間遅い7/21頃の予想となっています。
(昨年が6/29と異例の早さで、今年は例年並みです)
ここまでの天候は例年よりやや涼しい日が多く、雨量はさほど多くないそうですが、
それがべト病発生の好条件となり、わずかですがこの日の作業で葉から実への転移が見受けられました。
その後も梅雨らしい日が続く中、雨による病気の拡大を抑えるカサかけは、ブドウが健全に生育していく過程において欠かせない作業となっています。
また年々雨の降り方が不規則になり、防除のタイミングも難しくなっているようです。
加えて既に3度も雹が降ったようです。
大きな被害は出ていませんが、今後も荒天の懸念がある中、何とか被害最小限で夏季を切り抜けていただけたらと願っています。
なお畑は勝沼町下岩崎大泉に位置する古民家の敷地内30aの甲州で、今年からドメーヌ・ポンコツが管理を行っています。収穫は9月上旬でブドウは「まどぎわ」にブレンドされる予定です。