写真はドメーヌ・オヤマダの日向の畑です。
東南向きのとても日当たりのよい畑で、
この時期でも風がなければ暑さを感じるほど。
日当たりのおかげで下草の芽吹きも早く、すでに畑は緑に色づき春の訪れを感じます。
ブドウの方はというと、
剪定の切り口から樹液がぽたぽたと落ちている樹もあり、萌芽は間近です。
生産者たちは、あと1ヶ月もすれば新梢管理に追われ、
ひとまずは6,7月のカサかけが終わるまでは、日の出から日没まで畑で忙しく過ごす日々が始まります。
こちらの日向の畑はワイン用ブドウに理想的な東南を向いた急斜面で、
南のヴィニフェラ品種を小山田氏らしく混植しています。
同じくヴィニフェラ混植の洗馬が表現するのは「北のエレガンス」、
一方、日向は「南の太陽」を喚起させるワインとなりそうです。
長雨や台風の影響による低収量で、未だリリースには至っていませんが、
完成すれば洗馬と並んで、ドメーヌ・オヤマダの代表作となるでしょう!