写真は山梨県山梨市上神内川のマスカット・ベーリーA(MBA)です。
山梨では生育の早い品種、MBAやデラウェアなどではすでに萌芽,展葉が進んでいます。
4月は気温の低い日が続いたこともあり、萌芽は不揃いなようですが、畑に緑が増え始めるとワクワクします。
ドメーヌ・オヤマダの畑には、ブドウ以外にも作物が植わっており、
この上神内川にはニラ、日向にはリンゴやアンズ,洗馬には大豆などなど。
自生しているアスパラなども各畑で見られます。
上神内川のあるあたりは、毎年4月の上旬から中旬にかけて桃の花が咲き、
一面がピンクに染まります。
ブドウのみでなくいろんな草花や作物の、その季節にしかない美しさ。
季節と共に生きる農民だからこそ感じることのできる美しさを、
きっと小山田氏はワインで表現したいのではないでしょうか。
写真は長野県塩尻市洗馬での剪定の様子です。
先月の写真は日向の剪定は長梢剪定(ギヨー)でしたが、
写真を見ると洗馬の剪定は短梢剪定(コルドン)が多いようですね。
標高も700 m近くあり、山梨と比べて気温の低い洗馬には、
耐寒性のある短梢剪定が合っているようです。
洗馬の畑に立つと、西には北アルプスを望むことができ、
冬の澄み切った空気も合わさると、何とも言えない清々しさを感じることができます。
年間を通してブドウ畑を見ていると思うのですが、
暖かくなってからの緑がたくさんの畑も楽しいですが、
冬の荒涼とした雰囲気も、これはこれでキレイだな~と思います。
ドメーヌ・オヤマダのワインには、そんな楽しさや美しさが沢山詰まっているような気がします。
洗馬に春がやってくるのはもう少し先になりそうですが、
無事に春がきて、 スムーズな萌芽を迎えられるよう祈りましょう!
写真は山梨市江曽原日向での剪定の様子です。
現在ドメーヌ・オヤマダでは棚仕立ての剪定を終え、
垣根仕立ての畑の剪定を行っています。
写真の畑は山梨で唯一の垣根仕立ての畑 「日向」 になります。
日向からは甲府盆地の東側と、この時期真っ白に冠雪した富士山を望むことができ、作業していてとても気持ちの良い畑です。
写真中央の樹は剪定が終わっていますが、こちらは結果母枝を2本残す長梢剪定、フランスでいうギヨー・ドゥーブルですね。
この2本の結果母枝を左右にそれぞれワイヤーに誘引し、
結果母枝のそれぞれの芽から結果枝が地面と垂直に伸びることで、平垣根が完成します。
剪定が終われば、あとは無事に春を迎え、芽が萌えるのを祈るのみです。
2015年ヴィンテージもいよいよスタートです!
2月リリースのBOW!(白&赤)2014、そして洗馬(赤)2013のボトル画像です。
近日中にBOW!白の瓶詰め、そしてラベル貼り、箱詰めを済ませ2月中旬リリースとなります!
もうあと少しお待ちください♪
好意的で、奥深い
温かく、やわらかく、端整
秘めたポテンシャル
変化と不変の狭間に垣間見る、造り手の妙
ファーストリリースから、卓越しています
「オヤマダ・ワールド」、ぜひご期待ください!
《販売について》
従来の輸入ワインと同じく、直接のお取引は酒販店様のみとさせていただきます。飲食店様、一般消費者様は酒販店様よりご購入くださりますよう、お願い申し上げます。
写真はDomaine Oyamadaが属する、ペイザナ・ワイナリーの外観です。
意外な佇まいかもしれませんが、紛れもない「ワイン生産場」です。
いよいよ2015年2月に「Domaine Oyamada」のワイン3種類リリースいたします!
山梨・東山梨エリアのブドウで造られる「BOW! 2014 白・赤」は、ラベルに「Japanese Table Wine」と表記されていますが、親しみやすいだけではなく、数日かけてじっくり飲み語らうこともできる、「最上級テーブルワイン」です!
いざ皆様のもとへ・・
「洗馬2013(赤)」はクール・ビューティ。標高が高く、寒暖の差がある塩尻ならではの酒質で、どこかフランス・ロワール地方のガメイやコー、ピノドニスとイメージがリンクします。テロワールが見事に表現された、「北のエレガンス」にうっとり酔いしれてください♪
《販売について》
従来の輸入ワインと同じく、直接のお取引は酒販店様のみとさせていただきます。飲食店様、一般消費者様は酒販店様よりご購入くださりますよう、お願い申し上げます。