アルザスのガングランジェ夫妻がいよいよ今月初来日します!!
ワイン造りに真っ直ぐ向き合ってきた家族の穏やかで曇りのない笑顔。
ガングランジェ家の風格、そして家族の絆を感じる1枚です。
写真左から奥さんのエレーヌ、お父さん、お母さん、ジャン・フランソワです。
現当主のジャン・フランソワは陽気で茶目っ気があり、実は豪快なところもあったりします。
この度、弊社がガングランジェのワインを日本でリリースしてから10年の節目の時に、彼が新たに挑戦をはじめた「サンスフル(亜硫酸無添加)シリーズ」をご紹介させていただくこととなりました!
不安定要素が多く、思い通りにはいかないサンスフルのワインを、実に10年以上の歳月をかけて試験を重ね、
揺ぎの無い自信、そしてワインの美味しさを備えて、遂に日本デビューでございます♪
※輸出向けは徐々にシフトしていく予定です
今回全16種類リリースです♪
今回もコスパ抜群の美味しさ!ロングセラーのスタンダードワイン(7種)
※亜硫酸は瓶詰め時に20mg/Lと最小限の添加です
・瓶熟31ヶ月のうまうまクレマン・ダルザス2011
・やさしい微発泡がたまらないリースリング2014
・やわらかく、シャープなピノブラン2014
・さわやかな旨味とフレッシュな酸のあるシルヴァネール2014
・分厚い果実のエキス!ボリューミーなゲヴュルツトラミネール2014
・スパイシーでミネラルの輪郭があるピノグリ2013
・例年よりチャーミングで艶やかなピノノワール2014
新ラベルで登場のサンスフル(亜硫酸無添加)シリーズ♪(9種)
・クレマンに代わる、最高のスターターワイン。ペット・ナット2014
・グレローズ土壌のブドウのみで仕込まれたリースリング2014 /初リリース☆
・シャープな酸と剥き出しのミネラル。リースリングシュタイネール2013
・繊細で上品な酸のあるシルヴァネール・ビル2014 /初リリース☆
・旨味たっぷり、ゲヴュルツトラミネール・シュタイネール2014
・パワフルで官能的、ゲヴュルツトラミネール・シュタイネール2013
・ボリューミでシャープなバランス、ピノグリ・シュタイネール2013
・みずみずしく、やさしい色気のピノノワール・シュタイネール2014
・瓶熟3年、でもまだまだ!ピノノワール・シュタイネール2012
毎日気軽に飲める美味しさが今までのガングランジェの魅力でしたが、
よりエネルギッシュで、豊かな変化をみせるサンスフルが加わり、
ワインのラインナップがより充実し、うれしい限りです☆
スタンダードもサンスフルも。
今までもこれからも、ガングランジェをどうぞよろしくお願いいたします!!
マイとケンジはカナダで出会い、2009年に自分たちの大好きなフランスワイン造りを学ぶため渡仏。
当初はワーキングホリデーのビザの期限終了後にカナダに帰り、ワイナリーを開くことを考えていましたが、マルク・アンジェリのラ・フェルム・デ・ラ・サンソニエールの収穫に参加したことで急展開。同産地に惹かれ、マルク・アンジェリや地元の人たちのアシストもあって、2010年4月ベルヴィーニュ・アン・レイヨンに1 haの畑を所有しドメーヌをスタートすることになりました。
彼らはロワール地方、AOCでいうとコトー・デュ・レイヨンで、ブドウの真っ直ぐな美味しさが感じられるワインを造っています。(ワインはすべてVDF)
同地域は晩夏から秋にかけて川から立ち上る霧によってボトリティス(貴腐菌)が発生しやすく、コトー・デュ・レイヨンのシュナンブランはロワール三大貴腐ワインの産地として知られています。しかし彼らの信念はSO2無添加で辛口のシュナンブランを造ること。ボトリティスはワインが酸化しやすく、SO2無添加でつくるにはリスクがあると考えており、また貴腐特有の味わいではなくピュアなシュナンの表現を目指しているため、貴腐の付いたブドウを丁寧に選果しています。
今回5種類リリースです!
すべてSO2無添加、ノンフィルター、ブドウエキスたっぷりの「いいトココどり」♪
ファイア 2014(白)/シュナンブラン
ワイン名は彼らの住むFaye d’Anjou村のFayeをラテン語にしたもの。
完熟ブドウとミネラルがギュッと凝縮された珠玉のシュナン!
レ・ゾシゴアン2014(白)/シュナンブラン
ワインは区画名。
粘土質土壌のブドウから造られる、重心が低くストラクチャーのしっかりとしたワイン。
ラ・グランド・ピエス 2014(赤)/グロロー
ワイン名は以前所有していたグロローの区画の名前で、区画が変わってもワイン名をそのまま残しています。軽快かつエレガントな一方で、グロロー品種の素朴な野性味があり、彼らの追求する「ピュアなブドウの表現」を実感できます。
ガラルノー 2014(赤)/カベルネフラン
ワインはケベックの仏語で「太陽」という意味。
マセラシオンカルボニックで発酵させた艶やかな果実味と、セミマセラシオンカルボニックからくる果実の骨格が見事に融合されています!
カナル・ド・ムッシュ 2014(赤)/カベルネフラン
畑がレイヨン川の側にあることから、レイヨン川の愛称である「Canal de Monsieur」と命名。100%樽熟成で造られた、しなやかかでこの上なく優雅な味わい!
共に同世代。
思いを共有しながら、彼らのワインを大切に育てていきます。
マイ・エ・ケンジ・ホジソンをどうぞよろしくお願いいたします!!
ロワールのボノームから、春にうれしい新酒の「蔵2015」が入荷しました!
ボノームが「美味いのできたよ~!」とボトルをもって撮影に応じてくれました♪
白はソーヴィニヨン100%
生き生きとした果実感、フレッシュで軽快な飲み心地はいつもどおりですが、
2015年は日照りにより果汁の量が少なかったようですが、その分例年よりも凝縮感があります!
残糖が8g/L程度あり、強めのフィルターをかけているため、ワインに濁りはありません。
また再発酵防止のため、SO2を瓶詰め時に20 mg/L添加しています。
※蔵は出来立てワインのフレッシュな風味をいち早く味わっていただくコンセプトでつくられたワインです。
白につきましては、冷蔵にてご保管いただき、なるべくお早めにお飲みいただけますようお願いいたします。
赤はピノノワール60%、ガメイ40%
こちらも日照りによりブドウの果皮が厚かったため、マセラシオンの期間を短くして、果実味をやさしく抽出しています。ピノノワールの艶やかな果実味、やや乾いたタンニンとガメイの瑞々しい果実味とスパイス感が混ざり合い、口に含むと心地よく穏やかに伸びていきます。酸化防止のために微量のガスを残し、亜硫酸無添加で瓶詰めされています。
今年も楽しく、美味しく、グビグビっと飲んじゃいましょう!
その他、テニエール・ブラン2014(ムニュ・ピノ70%、シュナン30%)、ボノームが初めて仕込むクールシュヴェルニー2014(ロモランタン100%)、今年はVDFのテュフォー2013(ヴヴレーのシュナン)、そしてプイィ・フュメ2013がリリースです!ぜひ春の宴に連れていってあげてください☆
シャソルネイのフレデリック・コサールと、ケヴィン・デコンブ&ダミアン・コクレのデコンブ家の息子たちがコラボした、とんでもないボジョレーがやってきました!
「ジュリエナ2014」、「サン・タムール2014」、どちらもネゴシアンのブドウで造られていますが、ケヴィンとダミアンがブドウ栽培者をしっかりフォローし、良質なブドウを育てフレッドと共に収穫。ブルゴーニュのシャソルネイのカーヴでフレッドによって仕込まれ、シャソルネイの樽で熟成し、瓶詰めされています。
酸とミネラルのボリュームは控えめで、ややなで肩で、ややコンパクトな酒質はガメイの個性そのものですが、漂う雰囲気はまるでシャソルネイのピノノワールのようです♪鮮やかで色気のある果実感、ギュッと凝縮されたエキスと、口の中に心地よく残る香ばしい旨味がたまりません!
ボジョレーではまずお目にかかれない味わいでしょう♪
※ラベルには3人の名前が記されています
「ジュリエナ」
樹齢72年
畑は標高300mの南斜面に位置する、硅砂、硅石混じりの粘土質土壌。
洗練されたミネラルが特徴。※畑はケヴィンがフォロー
「サン・タムール」
樹齢60年平均
畑は標高150mの南東の穏やかな斜面に位置する、石灰・粘土質土壌。
果実味のやわらかさと繊細さが特徴。※畑はダミアンがフォロー
~コラボ誕生のストーリー~
ボジョレーのヴァンナチュール生産者はジュリエナ、サン・タムールにあまり興味がないらしい。よって残念ながら、このアペラシオンにはヴァンナチュールがない。
次世代生産者であるケヴィンやダミアンも、畑を良く知らず、イメージだけでアペラシオンを評価し、可能性を見切ってしまっている。フレッドはその現状を憂い、彼らの未来に危機感を感じたことから、コラボを決意する。
またフレッド自身は、大のボジョレー好きであり、ブルゴーニュの生産者でありながら、総じてブルゴーニュより低く見られがちなボジョレーを盛り上げて行きたい思いが根底にある。
ボジョレーはブルゴーニュの管轄内にあり、サンロマンで仕込んでもスムーズにAOCを取得できることも一端になっている。
今回3者ともに満足の行くワインができたようで、ファーストリリースは大成功と言えるでしょう♪味わう限り、非の打ち所がない、素晴らしいコラボだと思います。思わず笑みがこぼれてしまう、魅力的なワインを造ってくれた、3人に感謝です☆
魅惑のコラボ・ボジョレーをどうぞお見逃しなく!
少量入荷となりますので、ぜひお早めに!!
オーヴェルニュの新星No Control(ノー・コントロール)が初リリースです!
ドメーヌ名のノー・コントロールには、「ブドウが健全で、常にカーヴ内を清潔に保っていれば、醸造はおのずと上手く行き、結果的に出したい味わいを表現することができるので、人間があれこれ余計にコントロールすることはない」という、生産者ヴァンサン・マリーの信念が込められています。
今回4種類リリースです☆
コンブララ(赤)/ガメイ
中世16世紀頃オーヴェルニュ北西地域はla Combraille(ラ・コンブライ)と呼ばれていて、ワイン名はそれをオック語に変えCombralha(コンブララ)と命名。
みずみずしく一見とてもライトですが、じわっとダシのような旨味エキスがあり!
マグマ・ロック(赤)/シラー50%、ガメイ50%
玄武岩(Magma)のシラーと、花崗岩(Rock)のコンブララのガメイをブレンド。
コンブララのダシのような薄ウマな旨味と、シラーの張りのある酸が融合!
フュージョン(赤)/ガメイ・ド・オーヴェルニュ
樹齢25年の灰色泥灰土の若木のガメイ・ド・オーヴェルニュと樹齢110年の玄武岩の古樹のガメイ・ド・オーヴェルニュが融和し「Fusion」と命名。
鮮やかでバランスの良い上品なワイン!
レ・クロス(白)/シャルドネ
ワインは区画名で、この区画に生息するトクサが伸び切ると頭が垂れてちょうどカトリック司教の持つ杖(Crosse d’Archevêque)のような形になり、彼はそれが区画名の由来と考えている。2014年は30%貴腐ブドウが入り、その高貴なニュアンスと、旨味のしっかりと効いたミネラル感があり、辛口に仕上がっています!
「ノー・コントロール」の名前から、無鉄砲な味わいを連想されるかも知れませんが、彼の真面目で努力家な性格もあって、その名前とは裏腹にとても上品で緻密なワインを造ります。醸造の経験は浅いものの、仕上げのセンスの良さは一級品!近い将来オーヴェルニュのヴァンナチュールを代表する生産者になる予感がします♪どうぞお楽しみに~!!
ラベルのドクロ型の小さな○は岩(ロック)の集合体を表現しており、彼の好きな音楽の「ロック(ドクロ)」と、土壌の特徴である岩「ロック」が込められています