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  • 今月の1枚(フランス/スペイン)
  • 2024.02.06

ロワールワインらしさが光るテュ・ブッフのクヴェヴリ!

  • ロワールワインらしさが光るテュ・ブッフのクヴェヴリ!
  • ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ (Le Clos du Tue-Boeuf)より

    マセラシオン1種類がリリースされました♪

     

    今回のクヴェヴリはソーヴィニヨン、シュナン、ムニュピノと

    ロワールを代表する白品種が全てアッサンブラージュされ

    清涼感ある味わいに仕上がっています!

     

    当初はそれぞれ別々のアンフォラで仕込み、シュナンとムニュピノは

    アッサンブラージュ、ソーヴィニヨンブランは単体と2種類のマセラシオンを

    つくる予定でした。

     

    ですが、、、、

     

    瓶詰前に3品種を試験的に全てアッサンブラージュしたところ、

    ドメーヌ全会一致で「一番バランスが良い」との結論に至り、

    最終的に全てを混ぜ合わせ1つのキュヴェになりました~

     

     

    2022年は、ブドウが早熟で太陽に恵まれた年。

    ティエリ曰く、収量が多かったためジュースはいつもよりライトで

    品種の特徴が良く表れているとのことです。

     

    醸造は、収穫したブドウを直接プレスしてジュースにし、

    その中に30%ブドウの搾り滓を加えアンフォラで発酵させていて、

    マセラシオンよりもむしろアンフュージョンに近いです。

     

    出来上がったワインは、ピュアでみずみずしく

    ハーブティーのような優しいタンニンがありエレガント!

     

    透明感のあるスレンダーなエキスの中にしっかりとした旨味があり、

    マセラシオンというよりもハービーな白という印象です。

     

    ティエリはこのクヴェヴリの味わいを

    「ハーブのような優しいタンニンはソーヴィニヨンブラン、

    ピュアなエキスに溶け込んだミネラルの旨味は

    テュフォー(白亜紀の石灰岩)の土壌で育つ

    シュナンとムニュピノから来る」

    と分析しています。

     

    また、ティエリ曰く、2022年は早くから楽しめますが、

    タンニンがワインに溶け込んでいる最中なので、

    もしタンニンが気になるのであればあと1年くらい

    寝かせるのもお勧めとのことです!

     

    是非お試しください~

     

     

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