ナタリーが手に持つこのワインは、今回新しくリリースされるキュヴェKonjoです。
このKonjoという名前は、日本語の「混醸」から取ったもので、まさに名前の通り
カリニャン、サンソー、クレレット、テレブラン、グルナッシュブランと黒ブドウも
白ブドウも全て一緒に混ぜ合わせて仕込んだワインです。
フランス語では、全部一緒に混ぜることを俗にFouzitouまたはFuzituと言います。
当初ナタリーはキュヴェのメインの名前をFouzitouするつもりでした。だが、
Fouzitouだとエレガントなワインのイメージに微妙にそぐわないということで、
他に言葉を探しました。フランス語だけではなく、各国の色々な言葉を探したところ、
言葉の響きの良い日本語のKonjo に行き着いたそうです。
Konjoは南のナナ・ヴァンシリーズのワインですが、ラベルデザインを大胆に一新しました。
今までのエチケットのデザインは、Philippe PHÉRIVONG(フィリップ・フェリヴォング)が
手掛けていましたが、今回は同じスイス出身の絵本画家
Emmanuelle HOUDART(エマニュエル・ウダール)に依頼しました。
折しも、今年からパートナーのエミール・エレディアの畑を全て引き継ぎ、また醸造カーヴも新しく
修繕を施したナタリー。
このラベルデザインからも、新生ナナ・ヴァンとして新たにスタートする意気込みが感じられます。
どうぞお楽しみいただけますように♪