こちらの写真は、樹齢141年のカリニャンが植えられているジョン・シュミットのマメットの畑です!
冬の間は、写真のように羊の群れを畑に放ち雑草を食べさせています。畑の中に入ると、至る所に
コロコロとした羊の糞が落ちています。これがやがて畑の肥料となり土壌を豊かにします。
また、畑のまわりの木々は、ジョンの得意とする接ぎ木によって雑木が様々な果物の樹木に
生まれ変わっています。まさにエコシステムがうまく機能した理想的な畑です。
ジョン・シュミットが目指したものはポリカルチャー。つまり、各土地に適した作物や樹木を
選択し植え育て動物と共存する複合型農業でした。ブドウの生産量のために化学肥料や農薬に
頼るモノカルチャーに異を唱え、もっとマクロな視点から持続可能な農業を目指していました。
だが残念ながら、志半ばにしてやむなくドメーヌを閉めることとなり、
今回リリースする2015年のワインがラストヴィンテージとなります。(涙)
自然をこよなく愛したジョン・シュミットが手塩にかけた最後のワイン!
どのワインも温かみが伝わってきます!どうぞお見逃しなく~