これは3月9日のフランス行きの飛行機の窓から見えたオーロラの写真です。
肉眼で生のオーロラを見たのは50年生きてきた中で生まれて初めて。
感動と興奮の中シャッターを切りました。
ウクライナ侵攻以来、ロシア上空を通過する最短ルートが途絶えてしまい、
各社航空は欧州ルートの変更を余儀なくされる事態となりました。
以前ロシア上空ルートを飛行機が飛んでいた頃は、日本‐パリ間が
直行便で11時間ほどでした。今はアラスカ西側のベーリング海に面する辺りから
グリーンランドを経てパリに向かうルートに変更されたため、
飛行時間が2~3時間余計にかかるようになりました。
だが一方で、このルート変更により飛行機が北極点付近を通過するため、
このようにオーロラに出会えるチャンスが生まれました。
フランス行きはそうでなくても飛行時間が長く、肉体的にも億劫ではあります。
でも、このように窓から宝石のような光を放つオーロラが見えると、
きっと長旅の疲れもいっぺんに吹き飛ぶことでしょう!
ちなみに、もしフランスに向かう飛行機の中でオーロラに出会いたい場合は、
窓側Aの席がおススメです♪