今月の1枚の写真は、ヨシがレイナルドのカーヴで試飲した
ランスミ・デュ・ヴィラージュとリヴ・ドロワットです。
左から、リヴ・ドロワット2017、ランスミ2017、こちらは今回リリースする新ヴィンテージ!
そして左から3番目は旧ラベルのランスミ2009、一番右端は旧ラベルのリヴ・ドロワット2010です。
レイナルドが特別にバックヴィンテージを開けてくれた理由は、まず今回リリースする
ランスミ2017と2009の味わいのタイプが良く似ていること、そしてランスミ2009と
リヴ・ドロワット2010はヴァンクゥールが初めて日本にリリースしたヴィンテージだからです。
ランスミ2009とリヴ・ドロワット2010を飲んでまず驚いたのは、こなれた果実味の柔らかさが
ありながらも、味わいに全く歳月を感じさせないことでした。まだまだ若さと安定感があり、
あと10年は優に熟成に耐え得るポテンシャルがあります。
彼のワインが長熟であるのは以前から分かっていましたが、これほどのポテンシャルが
あるとは全くの想定外でした!
きっと今回リリースの2017年も同じように熟成していくことでしょう!
今飲んでも美味しいですから、今から飲むも良し、
または熟成させ育てるのも良し!ぜひ堪能下さい♪
こちらの写真は、巨匠ジャン・フォワヤールの宝箱のようなラインナップです!
一番左のアリザリーヌ2019 は、フランボワーズやバラのような甘く官能的な香り、
ボジョレーらしい明るくジューシーな果実味、繊細な旨味、そしてミネラルとが
絶妙な塩梅で融合しております♪♪お勧めです!
そして一番右のAC モルゴン・キュヴェ・アタノール 2015(赤)
恐らく最初で最後のキュヴェとなるジャンのスペシャル・キュヴェ「アタノール」!
本来は右から2番目の人気ワインコート・デュ・ピィのヴィエーユ・ヴィーニュ
「キュヴェ3.14」となる予定でしたが、2015年は太陽に恵まれブドウの潜在アルコール
度数が17度まで上がり、ジャンのイメージするキュヴェ3.14のキャラクターとは全く
かけ離れたため特別キュベとなっています。
今開けるのが非常にもったいない…
できれば10年後の姿が見てみたいモンスター級のワインとなります♪