9月12日撮影 カリームのプレス後のワインです!
カリームのヌーヴォー用の収穫は昨年より1週間早い、8月27日にスタートしました。
8月中の収穫は2009年以来2度目で、2018年がいかに日照量に恵まれ、ブドウが最後まで順調に成熟していったのかが分かります。(心配されていた雹害もありませんでした♪)
結局期待していた降雨はなく、乾燥による収量減が懸念されましたが、地中が思いのほか春の雨を蓄えていたようで、たっぷり果汁を含んだブドウを収穫できたようです。
2018年は、ブドウの質と量、そしてバランスを兼ね備えた年となり、ことバランスにおいては当たり年といわれた2009年や2015年を上回るようです。それゆえ特に酸のバランスをポイントにするヴァンナチュール生産者の前評判がすこぶる高い!ワインが出来上がる前の現段階で「歴史的な偉大なヴィンテージ!」と、どの生産者も一様に口を揃えて評価するのは異例中の異例で、まさに真の当たり年であることが伺えます!
さてカリームは一足早くデキュヴァージュのステップに進み、アルコール度数は11.5%~12%になると予測しています。猛暑の年に良くあるパターンの「収穫直前の恵みの雨」によりブドウが水分を含んでいるのではなく、しっかり養分が凝縮されての11.5%ですから、カリームのワインのスタイルを考えれば、最高の出来栄えになるかと思います!
ジャンも最高の収穫を終え、かつ醗酵に勢いがあり、こちらも順調そのもの。
フレッド&ケヴィンは、標高の高いマルシャン村の完熟を待っている段階で、状況次第では9月5日に収穫したレーニエ村のブドウで仕込む可能性がありますが、いずれのブドウであっても素晴らしいブドウであり、ワインの期待値が高いことには変わりありません!
もちろんヌーヴォーに限らず通常のキュヴェも大いに期待できる2018年ヴィンテージ。
ボジョレー以外の産地でも、久しぶりの当たり年で歓喜に湧いているようです♪
(特に近年厳しかった、ジュラ、アルザスなどの豊作は実に嬉しい限りです☆)
どのような作柄であっても毎年とても魅力的な味わいですが、
それにしても弊社がヌーヴォーの取り扱いを始めてから、ここまで生産者が評価する年は初めてで、
本当に楽しみで仕方ありません!
11月15日の解禁まであと57日・・(9/19発動の解禁メーター 笑)
指折り数えて、、首を長くして、、、イメージを膨らませながら、楽しみながら解禁日を待ちたいと思います♪
※来月は解禁直前「生産者のビデオメッセージ」をお届けいたします
どうぞお楽しみに~♪
【最新速報をぜひご覧ください】
https://vinscoeur.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/c2f7fe5449f429a6018a8b1ef53d0671.pdf
■旨安ワイン(予備軍) P41■
ピエール=オリヴィエ・ボノーム/トゥーレーヌ・ヴァンクゥール・ヴァンキュ・ブラン2017
■ナチュラルワイン P107~108■
フランク・マサール/テラ・アルタ エル・マゴ2014
ジャン・フォワヤール/ボージョレ・アリザリーヌ2016
■ティスティングレヴュー 番外編 P114~118■
アレックス・フォワヤール/ブルイィ2016
ご紹介者:亀屋商店 猪俣光司様
ジャン・マルク・ドレイヤー/ピンク・ポン2016
ご紹介者:ロックス・オフ 若林康史様