いよいよ収穫!
醸しワインのJalopyに使用される祝地区のデラウェア写真です♪
今年のブドウの特徴は何と言っても生育の早さ。
松岡氏も生育が早いのは感じていたようですが、
実際に果汁分析をしてみてビックリ。
「酸が落ちる前に急いで収穫しなければ!」となった様です。
さらに驚きなのがロ ゼ泡のおやすみなさいに使用される休息地区の巨峰。
なんと8/9の時点で昨年の9/3の収穫時の糖度に達していたため、
こちらも昨年より2週間以上前倒しして収穫しています。
今年のドメーヌ・ポンコツも高品質なブドウを収穫できました。
台風の直撃もなく、雨が少なかったことが幸いして、
デラウェアはとてもキレイで糖度もあり、収量もとれています。
花振るいの影響で巨峰の収量は少な目だったようですが、ブドウは良好です。
松岡氏が昨年の経験を活かしてどんなワインに仕上げてくるのか、
ぜひ期待と想像を膨らませながらお待ちください!
ロワールのモス家では2人の息子に世代交代が始まっています。
※写真左が兄ジョゼフ、右が弟のシルヴェストル
ジョゼフはチリや南仏で、シルヴェストルはブルゴーニュのシャソルネイやパリのシャトー・ブリアンでそれぞれ修行を積み、その後父親の元でその腕を磨き、今やモス家の頼れる跡継ぎとして成長しました。現在は息子2人が畑と醸造を管理し、父ルネはと言うと、もっぱらワインの味わいのチェックと、ドメーヌ訪問に来たお客さんへの対応がメインとなっています。
そんなジョゼフとシルヴェストルは父ルネのワインのスタイルを踏襲し、健全な土からきれいな完熟ブドウを目指し、シンプルかつストレートに「美味しいブドウの味がする」ワインを造っています♪しかし彼らがメインで作り出した2014年以降のワインを飲んでみると、ルネの時代に比べ、より飲み心地はスムーズで繊細な味わいに仕上がっており、そこに彼ら2人の若い感性が生み出すセンスが凝縮されていると実感します。
今回リリースされる、マジック・オブ・ジュジュ2015、ムサムセット(2014&2015)、ボワ・ルージュ2014から、ジョゼフとシルヴェストルが造る、ドメーヌ・モスの新たな世界観を感じていただけたらと思います♪
(アンジュ・ルージュ2013はルネ作です)
ヴァンナチュールのヴィニョロン精神と志、モス家の魂は変わらずとも、世代交代によりワインの表現は今後も変化を遂げていくことでしょう。
ジョゼフ&シルヴェストルが造る、新たなドメーヌ・モスにぜひご注目ください!