写真は長野県塩尻市洗馬での剪定の様子です。
先月の写真は日向の剪定は長梢剪定(ギヨー)でしたが、
写真を見ると洗馬の剪定は短梢剪定(コルドン)が多いようですね。
標高も700 m近くあり、山梨と比べて気温の低い洗馬には、
耐寒性のある短梢剪定が合っているようです。
洗馬の畑に立つと、西には北アルプスを望むことができ、
冬の澄み切った空気も合わさると、何とも言えない清々しさを感じることができます。
年間を通してブドウ畑を見ていると思うのですが、
暖かくなってからの緑がたくさんの畑も楽しいですが、
冬の荒涼とした雰囲気も、これはこれでキレイだな~と思います。
ドメーヌ・オヤマダのワインには、そんな楽しさや美しさが沢山詰まっているような気がします。
洗馬に春がやってくるのはもう少し先になりそうですが、
無事に春がきて、 スムーズな萌芽を迎えられるよう祈りましょう!
ドメーヌ・ド・シャソルネイ&ネゴシアン・フレデリックコサールの新ヴィンテージ、
「2014年」がやってまいりました~!
2014年は、穏やかな冬に続き、春は日差しに恵まれ気温も高く、ブドウの萌芽もとても早く開花も順調で、
6月末まで畑は素晴らしい状態だったようです。
しかし、6月29日に雹がヴォルネイとポマール一帯を襲い、2012年、2013年に比べ被害は少なかったものの、
不運なことにドメーヌの収量は例年の約半分になってしまったそうです。
(本拠地サンロマンの収量がとれていたのが幸いです)
2012年、2013年に続き、これで3年連続・・。
ダメージを追った、ヴォルネイ、ポマール、サヴィニーはブドウの生育に乱れが生じ、
未だ回復途中のようです。
7月、8月は気温の上がらない雨の多い天気が続きましたが、9月初めから天気が一気に回復し、
幸運にもそのまま快晴の日が続くなか、きれいなブドウを収穫することができました。
2014年、ブルゴーニュのスタンダードな年に比べ、一般的にはより華奢で大人しい印象のようです。
しかしながら、コサールのワインはすっごくポジティブで、とてもいいんです!!
糖度、アルコールより、酸度とミネラルのストラクチャーを重視する、彼のスタイルにドンピシャはまっていて、これはこれで中々巡り合えない、稀なヴィンテージだと思います。
ここ数年の中でも群を抜いて透明感があり、開けたてから早くもコサール香が漂い、一口含むとピュアな果実感と若いエネルギーに心地よく包み込まれ、心奪われていきます・・
コサール初めての方にも、長年愛飲されている方にも、今飲んで絶好調の2014年、
自信を持っておススメさせていただきます☆どうぞお見逃しなく!
そして、、長年の夢が遂に実現!
忘れられないヴィンテージになるでしょう。
※ヴォルネイ、ポマールはタンニンが多めなので、カラフをしていただくか、
少し熟成させることをおススメします
必見!フレッドによる2014年ヴィンテージ紹介ビデオ
■ドメーヌ・オヤマダ紹介■ ワインガイド内 (P23)
■掲載ドメーヌ&ワイン■(P40)
ドメーヌ・ガングランジェ/シルヴァネール2013
ご紹介者:北出食堂 北出様
■掲載ドメーヌ&ワイン■(P58)
ドメーヌ・ラ・ボエム/フェスティジャール2013
ご紹介者:オルガン 紺野様
■掲載ドメーヌ&ワイン■(P65)
ドメーヌ・フォン・シプレ/ル・コルビエール2012
ご紹介者:ル・ブトン 杉山様
■掲載ドメーヌ&ワイン■(P100)
ドメーヌ・ラ・ボエム/フェスティジャール2013
ご紹介者:マチルダ 町田様
■ウグイス アヒルのビオトーク■(P280、281)
「ドメーヌ・オヤマダ」が紹介されております