1765年から存続するドメーヌ・デュ・フォール・マネルのオーナーの
ジュリアン・フレモンとは2006年からの長いお取引です。食用牛の家畜業と兼用
しながらシードル、ポワレ、カルヴァドスをつくり続けています。
特にシードルとポワレに関しては、炭酸ガス注入の安易な方法が主流の中で、
一貫して瓶内一次発酵の伝統的な作りを継承している希少な造り手です。
写真は、2022年のリンゴの収穫風景です。ジュリアン曰く、傷んだリンゴを
混ぜてしまうと、陰干しの時に他のリンゴにも腐敗を誘発して
しまうので、全てを拾うのではなく、手に取って腐敗箇所がないかを
ひとつひとつその場でチェックをしながら収穫しているそうです。
今回の新着リリースは、2015年のリンゴからできたシードルを蒸留し、
4年半熟成させた SO2無添加のカルヴァドス42° 2017!
カルヴァドスのミレジムは、リンゴを収穫した年ではなく蒸留した年で換算します。
2017は2年シードルを熟成させてから蒸留し、新樽比率が高いので前年よりも
色調が濃くなっています。
なんと700 mLのカルヴァドスを作るためには20倍(14 L分)のシードルが必要です!
香り豊かで貴重なジュリアン・フレモンのカルヴァドス、シードル、ポワレを
是非おためしください♪♪