これは2月頭の週末に開催されたアンジェのナチュラルワインサロン後、
夜に繰り出した人々を写した写真です。
見てください、通りを埋め尽くした人の波を!
ここに集まる人達のほとんどは中央の赤いオーニングテントの
張ったワインバーが目当てです。
そう、その名もLe Cercle Rouge(ル・サークル・ルージュ)。
1970年制作のアラン・ドロン主演のギャング映画『仁義(邦題)』の
タイトルから名前を取ったこのワインバーは、ナチュラルワインが
飲めるバーとして古くからアンジェの人たちに愛されていました。
ですが、コロナの煽りもあり、去年一度閉店を余儀なくされました。
Le Cercle Rougeに直接ワインを卸していたモスが閉店の話を聞き、
「このまま閉めてしまうのは惜しい」と、ジェゼフが友人に2人に
掛け合い、3人の共同経営というかたちで去年の秋に再復活を遂げました!!!
その再復活1年目のサロンの夜がこの群衆です。
店に入りきれない人たちが外で立ち飲みする光景はもう圧巻の一言です。
ちなみに、ジョゼフが言うには、サロンの週末3日間でワインのボトルが700本、
割れたグラスは100脚を超えるくらい大盛況だったようです。
ニュースでは農業従事者の大規模ストが連日報道される経済不況真っ只中の
フランスですが、この空間だけまるで別世界ですね!
アンジェを訪問される機会がありましたら是非~♪